日本は4G3G同時待受?ZenFone3レビュー

ASUSのZenfone3(ZE552KL)

ASUSの新SIMフリースマホ「ZenFone 3」(ZE552KL)。激戦区の3万円スマホの中で質感の高さとコスパが特徴です。4G&3Gの同時待ち受けが可能な事が話題で、日本でそのまま発売される可能性も!台湾での実機レビューを紹介します。

【7月9日追記】同じZenFone3シリーズの6.8インチファブレット「ZenFone 3 Ultra」の実機レビューを公開しました。大画面派の方はこちらも併せてご覧ください!

ズルトラ後継?ZenFone3Ultraレビュー

2016.07.09
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ASUSの新スマホ「ZenFone 3」登場!

ASUS「ZenFone 3」の製品ページより

ASUS「ZenFone 3」の製品ページより

台湾ASUS(エイスース)の人気SIMフリースマホ「ZenFone」。新シリーズの「ZenFone 3(ZE552KL)」(ゼンフォンスリー)が5月30日に発表されました。

台湾では7月12日に発表会が行われる予定で、ここで台湾版の正式な発売日と価格が発表される見込みです。日本での発売も近づいています。

5月の発表会で公開された「ZenFone 3(ZE552KL)」の価格は249ドル(約25000円)~とかなり安く、ファーウェイの「P9 lite」やフリーテルの「REI」など人気スマホの多い激戦区の「3万円スマホ」の中で、注目のスマホになりそうです。

ブロガーオフ会で台湾へ!

台湾の台北101

台湾の台北101

6月4日、いがモバはブロガーオフ会に参加するためLCC「ピーチ・アビエーション」に乗って台湾にやってきました。

弾丸日帰りもOK!LCCピーチ羽田~台北便搭乗記

2016.06.05

梅雨の真っ最中にも関わらず、台湾は晴天で30度を超える真夏日。台北の武藤拉麺で開催されたブロガーオフ会も大盛り上がりで、とても楽しいイベントになりました。

いがモバとトバログが意気投合!台北ブロガーオフ会

2016.06.06

「ZenFone 3」を触りにCOMPUTEX TAIPEI 2016へ!

「COMPUTEX TAIPEI 2016」の会場(6月4日撮影)

「COMPUTEX TAIPEI 2016」の会場(6月4日撮影)

ブロガーオフ会が開催された6月4日は、台北で開催中だったIT展示会の「COMPUTEX TAIPEI 2016」の最終日でした。

「ZenFone 3」がASUSのブースで先行展示されている事を知ったいがモバ。オフ会までの空き時間を利用して「COMPUTEX TAIPEI 2016」の会場に行ってみる事にしました。

大盛況のASUSブース

台湾ASUSのブース

台湾ASUSのブース

「COMPUTEX TAIPEI 2016」の会場の一つ、台北南港国際展示場にあるASUSのブース。

ASUSのブースはひときわ大きく、多くの人で賑わっていました。

お目当ての「ZenFone 3」の実機を発見!

ASUSのZenfone3(ZE552KL)

ASUSのZenfone3(ZE552KL)

ASUSのブースの中にはお目当ての「ZenFone 3(ZE552KL)」の実機が。

比較的ゆっくり触ることができたので、ここから簡単に実機レビューを紹介したいと思います。

「ZenFone 3」は5.5インチフルHD IPS液晶

Zenfone3(ZE552KL)は5.5インチ液晶

Zenfone3(ZE552KL)は5.5インチ液晶

「ZenFone 3(ZE552KL)」は前モデルと同じく5.5インチのIPS液晶を採用しています。

液晶の解像度はフルHD(1920×1080)で、液晶のガラスはiPhone6のように立体的な「Corning Gorilla Glass 2.5D」を採用しています。

ツルッと丸みを帯びているので、パッと見は少しiPhoneに似ています。

「ZenFone 3(ZE552KL)」は本体にホームボタン・戻るキーなどのハードキーがあるので、液晶画面全部が表示区域になっています。個人的にハードキーが好きなので、ここは前モデル同様嬉しいポイントです。

ちなみにタッチパネルは10点マルチタッチ式です。

「ZenFone 3」の背面で感じる質の向上

Zenfone3(ZE552KL)の背面

Zenfone3(ZE552KL)の背面

「ZenFone 3(ZE552KL)」が前モデルと大きく変わっているのがこの背面。

背面は1枚のガラスで覆われていて(指紋が目立ちやすい)、カメラのパーツなどもメッキで縁取りされているので、3万円スマホとは思えない高級感がありました。質感は大幅に向上しています。

カメラの下には縦長の指紋認証センサーを搭載しています。

「ZenFone 3」の側面は丸みを帯びてiPhone風

Zenfone3(ZE552KL)の右側側面

Zenfone3(ZE552KL)の右側側面

「ZenFone 3(ZE552KL)」の本体右側側面には音量キーと電源キーがあります。

側面は丸みを帯びてカーブしているので、良く手になじむ形になっています。

横からの見た目もiPhoneに似ています。

「ZenFone 3」はピンでSIMトレイを取り出す形に

Zenfone3(ZE552KL)の左側側面

Zenfone3(ZE552KL)の左側側面

「ZenFone 3(ZE552KL)」の本体左側側面にはSIMトレイ(microSD兼用)があります。

SIMトレイはiPhoneと同じようにピンで取り出す形になっています。

個人的にはピンで取り出すのは少し不便なので、背面カバー式の方が良かったな~と感じました。

「ZenFone 3」の上部にイヤホンジャック

Zenfone3(ZE552KL)の本体上部

Zenfone3(ZE552KL)の本体上部

「ZenFone 3(ZE552KL)」の本体上部にはイヤホンジャックと動画撮影時などに利用するマイクの穴があります。

ちなみに「ZenFone 3(ZE552KL)」はハイレゾ音源の再生にも対応しています。

こちらもパッと見はかなりiPhone風です。

「ZenFone 3」はUSB Type-Cを採用!

Zenfone3(ZE552KL)の本体底部

Zenfone3(ZE552KL)の本体底部

「ZenFone 3(ZE552KL)」の本体底部には受話口、USB端子、スピーカーがあります。

「ZenFone 3(ZE552KL)」 USB端子の形状は「USB Type-C」で、従来のmicroUSBではありません。「Type-C」の端子は裏表を気にせず挿せるなどメリットも多く、人気のZenFoneシリーズがType-Cに移行するとなると、これから本格的に導入が進みそうです。

「ZenFone 3」は海外版も最初から日本語入り

Zenfone3(ZE552KL)は日本語ロケール入り

Zenfone3(ZE552KL)は日本語ロケール入り

ここからは「ZenFone 3(ZE552KL)」の中身をチェックしていきます。

ASUSのブースに展示してあった「ZenFone 3(ZE552KL)」には最初から日本語ロケールがインストールされていました。

日本語に切り替えるとほぼパーフェクトな日本語メニューに切り替わったので、日本での発売も間違いなさそうです。

「ZenFone 3」はAndroid6.0を採用

Zenfone3(ZE552KL)はAndroid6.0を採用

Zenfone3(ZE552KL)はAndroid6.0を採用

「ZenFone 3(ZE552KL)」はOSにAndroid6.0.1を採用しています。

UIは独自の「ASUS ZenUI 3.0」を使っていますが、操作性は前機種とほとんど変わらないので違和感なく使えると思います。

「ZenFone 3」はやっぱりプリインストールアプリが多め

Zenfone3(ZE552KL)のプリインストールアプリ一覧(台湾版・展示機)

Zenfone3(ZE552KL)のプリインストールアプリ一覧(台湾版・展示機)

こちらが「ZenFone 3(ZE552KL)」の展示機に入っていたプリインストールアプリの一覧です。

ASUSの他の機種と同様に不要なアプリが多く、ここは残念なポイント。

日本で発売される時にどのくらいのソフトが入るかはまだ不明ですが、不要なものは購入後にアンインストールや凍結をしたほうがよさそうです。

「ZenFone 3」の空き容量(ROM)は?

Zenfone3(ZE552KL)の空き容量

Zenfone3(ZE552KL)の空き容量

「ZenFone 3(ZE552KL)」は本体の容量(ROM)が32GBと64GBの2種類のモデルがあります。

いがモバが触った展示機は64GB版で、空き容量は47GBとかなり余裕がありました。

microSDカードも最大128GBまで対応しているので、容量面は心配なさそうです。

「ZenFone 3」の空きメモリ(RAM)は?

Zenfone3(ZE552KL)の空きメモリ

Zenfone3(ZE552KL)の空きメモリ

「ZenFone 3(ZE552KL)」の本体のメモリ(RAM)は3GBと4GBの2種類のモデルがあります。

いがモバが触った展示機はメモリの表示が「3.5GB」と謎の表示でしたが、(これが4GBのモデル?)、空き容量は1.7GBと余裕のある状態でした。

プロセッサは2.0GHz・8コアの「Snapdragon 625」が使われていて、実際の動作もスムーズでした。ただ、他の機種と比べて凄く速いとまでは感じませんでした。

「ZenFone 3」の最大の目玉!デュアルSIM&デュアルスタンバイ対応!

Zenfone3(ZE552KL)はデュアルSIMスロット(台湾版・展示機)

Zenfone3(ZE552KL)はデュアルSIMスロット(台湾版・展示機)

「ZenFone 3(ZE552KL)」はmicroSIMとnanoSIMのデュアルSIMスロットを搭載しています。(nanoSIMはmicroSDと兼用)

「ZenFone 3(ZE552KL)」の最大の目玉と言えるのが、4G&3Gの同時待ち受け(デュアルスタンバイ)にも対応している事です。

ASCII.jp:4Gと3Gの同時待受けが可能!ZenFone 3は日本人にこそふさわしい:週間リスキー|週間リスキーASCII.jp:4Gと3Gの同時待受けが可能!ZenFone 3は日本人にこそふさわしい|週間リスキー

会場では既にガジェット界の先輩方が4G&3Gの同時待ち受けのテストを行っていて、実際に同時待ち受けが可能という報告が記事で紹介されています。

同時待ち受け機能はいがモバの記事でも紹介した小米(シャオミ)の「Mi5」などでもおなじみですが、「ZenFone 3(ZE552KL)」が日本の技適を取得し、そのままの機能で発売されれば日本初の4G&3Gの同時待ち受け可能なスマホとなります。

かけ放題の音声SIMとデータ専用格安SIMを1台でまかなえるデュアルスタンバイのスマホは、まさに今の日本で必要とされている機能だと思うので、是非ともこのまま日本で発売されることを願っています!

「ZenFone 3」のカメラは?

Zenfone3(ZE552KL)のカメラ設定画面

Zenfone3(ZE552KL)のカメラ設定画面

「ZenFone 3(ZE552KL)」のメインカメラは1600万画素です。

ZenFoneシリーズでおなじみのレーザーオートフォーカスも搭載していて、焦点を合わせる速度が最速「0.03秒」という事を売りにしています。

iPhoneのカメラとの比較コーナー

iPhoneのカメラとの比較コーナー

ASUSのブースでは「ZenFone 3(ZE552KL)」とiPhone6Sのカメラを比較するコーナーもありました。

「ZenFone 3(ZE552KL)」レンズはF値が2.0と比較的明るく、暗い場所でも綺麗な写真を撮影できます。

「ZenFone 3」は光学式手ぶれ補正に対応

iPhoneとZenfone3の手ぶれ防止機能比較

iPhoneとZenfone3の手ぶれ防止機能比較

ただ、「ZenFone 3(ZE552KL)」のメインカメラは光学式手ぶれ補正機能(OIS)を内蔵しているので、動画撮影時に威力を発揮します。

4K動画も撮影できるので、動画を良く撮影するという人には「ZenFone 3(ZE552KL)」を選ぶメリットがありそうです。

「ZenFone 3」のフロントカメラは?

Zenfone3(ZE552KL)のインカメラ撮影画面

Zenfone3(ZE552KL)のインカメラ撮影画面

「ZenFone 3(ZE552KL)」のフロントカメラは約800万画素。レンズのF値も2.0と明るめです。

「ZenFone Selfie」の全面1300万画素カメラくらいのインパクトがあれば良かったのになと個人的には感じました。

【2017年2月13日追記】Zenfone3の実機を使って北海道・函館でカメラ機能のレビューをしてみました。こちらも併せてご覧ください。

どこまで撮れる?Zenfone3カメラで函館旅行

2017.02.13

「ZenFone 3」レビューまとめ:日本版のデュアルスタンバイの可否が最大のポイントに

Zenfone3(ZE552KL)でいがモバを表示

Zenfone3(ZE552KL)でいがモバを表示

発売前の「ZenFone 3(ZE552KL)」を実機を触った感想をまとめると、外観は大幅に高級感が増していますが、動作速度やカメラ機能に関しては「ごく普通」のスマホでした。

「ZenFone 3(ZE552KL)」の最大の魅力は4G&3Gの同時待ち受けができる事にあると思うので、この機能がそのまま日本版でも搭載されれば爆発的にヒットしそうです。

逆にデュアルスタンバイ機能が搭載されなければ、「ZenFone 3(ZE552KL)」ごく普通のスマホになってしまうので、ファーウェイのP9liteなどに負けてしまうかもしれません。

日本での発表・発売も近づいているので、今から楽しみです!

ZenFone 3 ‏(ZE552KL)‏ スペックまとめ

品名 ZenFone 3 ‏(ZE552KL)‏
公式HP
OS Android6.0
(ASUS ZenUI 3.0)
CPU Qualcomm Snapdragon 625
2.0GHz・8コア・ 64bit
GPU Adreno 506
メモリ
(RAM)
3GB/4GB
容量 32GB/64GB
(microSD 最大128GB)
画面 5.5型フルHD IPS液晶
(1920×1080)
Corning Gorilla Glass2.5D
10点マルチタッチ式
カメラ メイン:1600万画素
レーザーオートフォーカス
デュアルLEDフラッシュ
光学式手ぶれ補正(OIS)
F値2.0
フロント:800万画素
F値:2.0
電池 3000mAh(内蔵型)
その他 無線LAN
802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
USB Type-C
指紋認証
SIM SIM1:Micro
SIM2:nanoSIM※
(※microSD兼用)
どちらもLTE対応
4G&3Gの同時待受OK
通信 (台湾・日本・香港版)
LTE Cat6対応
FDD-LTE

Band 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28
TDD-LTE
Band 38/39/40/41
W-CDMA
Band 1/2/5/6/8/19
GSM
850/900/1800/1900MHz
寸法 152.59×77.38×7.69ミリ
(高さ×幅×厚さ)
重さ 155g
本体色 サファイアブラック
パールホワイト
定価 39,800円(税抜)

ZenFone 3 ‏(ZE552KL)‏ のケースがアマゾンで販売中

日本での発売はまだ先のZenFone 3 ‏(ZE552KL)‏ ですが、早くもケースがアマゾンで販売中です。先にケースを準備しておきたいという方はこちらもチェックしてしてみて下さいね。

by カエレバ
いがモバ
4G &3Gの同時待ち受けが可能な「ZenFone 3(ZE552KL)」。日本で発売される際もこの機能が残っている事を願いたいと思います。明日は同じASUSのブースで触った「あのスマホ」を紹介します。お楽しみに!

【7月9日追記】同じZenFone3シリーズの6.8インチファブレット「ZenFone 3 Ultra」の実機レビューを公開しました。大画面派の方はこちらも併せてご覧ください!

ズルトラ後継?ZenFone3Ultraレビュー

2016.07.09
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ABOUTこの記事をかいた人

いがモバ 五十嵐 貴文

LCCジャーナリスト・メディアディレクター。元報道ディレクターの経験と持ち前の行動力を活かしLCC・格安航空会社や格安スマホなど「コスパ時代のお得」を共通のテーマに取材。大手企業の動画コンテンツなどメディアのディレクション業務も行っています。日経トレンディ・MONOQLO旅行ムックなどLCC特集にも掲載。中部国際空港・セントレアのLCCポータルサイトの監修・執筆も担当しています。