ズルトラ後継?ZenFone3Ultraレビュー

ASUSの6.8インチスマホ「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」

ASUSの6.8インチスマホの「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」。愛用者が多いソニーの「Xperia Z Ultra」の後継機種が出ない中、待望の新型ファブレットとして注目が集まっています。気になる実機レビューを紹介!

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「ZenFone 3」シリーズ先行展示で大盛況のASUSブース

「COMPUTEX TAIPEI 2016」のASUSブース(6月4日撮影)

「COMPUTEX TAIPEI 2016」のASUSブース(6月4日撮影)

2016年5月31日から6月4日まで台北で開催されたIT見本市の「COMPUTEX TAIPEI 2016」(コンピュテックス タイペイ)

地元・台湾のASUSのブースは新しい 「ZenFone3」シリーズの先行展示を見ようと多くの人で賑わっていました。

日本は4G3G同時待受?ZenFone3レビュー

2016.07.08

「ZenFone3 Ultra」の先行展示を発見!

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の先行展示

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の先行展示

いがモバがASUSのコーナーで一番触りたかったのが「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」(ゼンフォン スリー ウルトラ)です。

2016年はスマホメーカー各社が6インチ超の「ファブレット」と呼ばれる大画面スマホの新商品を発売していて、「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」もその注目モデルの一つなんです。

デカッ!「ZenFone3 Ultra」の画面は6.8インチ

6.8インチ大画面液晶の「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」

6.8インチ大画面液晶の「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の画面サイズは6.8インチ。手に持った時の第一印象は「デカい!」の一言です。

ただ、重さは233グラムと7インチタブレットと比べると軽量なので、意外と軽いと感じました。この大きさで音声通話機能も内蔵しているので「大画面スマホ」として使うことができます。

画面の解像度はフルHD(1920×1080)で、ガラスは傷つきにくい「Corning Gorilla Glass4」を採用しています。タッチパネルは10点マルチタッチ式です。

さらに、画面の下にはiPhoneやGalaxyのように指紋認証センサーを内蔵したホームボタンを備えています。いがモバは「押すと戻る」ホームボタンが大好きなので、これは嬉しいポイントでした。

「ZenFone3 Ultra」のサイズを比較

5.5インチのLGV32と6.8インチの「ZenFone 3 Ultra‏」のサイズ比較

5.5インチのLGV32と6.8インチの「ZenFone 3 Ultra‏」のサイズ比較

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の6.8インチというサイズがどれくらいデカいのか、他のスマホと実際に比べてみました。

比較の対象で隣に置いたのは、いがモバが愛用しているLGの「isai vivid LGV32」です。LGV32は5.5インチでスマホとしては大きい方なのですが、「ZenFone 3 Ultra‏」の隣に置くと小さく感じてしまいます。

その分「ZenFone 3 Ultra‏」のインターネットの見やすさは抜群で、YouTubeなどの動画鑑賞でも迫力のある映像を楽しめそうです。

6.8インチはポケットにギリギリ入る!

レノボの6.8インチファブレット「PHAB Plus」(去年12月撮影)

レノボの6.8インチファブレット「PHAB Plus」

6.8インチというサイズ。いがモバの昔からの読者の方はレノボのあの機種を思い出す人もいるかもしれません。

去年12月に購入したレノボの「PHAB PLUS」は「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」と同じ6.8インチのファブレットでした。

入った!巨大スマホPHAB Plus本体レビュー

2015.12.13

「PHAB PLUS」は男物のデニムのポケットにもギリギリ入り、持ち運べる限界のサイズであることが分かりました。

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の横幅は93.9ミリで、「PHAB PLUS」の96.6ミリより2.7ミリ狭いので、ポケットにも更に入れやすそうです。

まさに「板」!「ZenFone3 Ultra」の背面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の背面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の背面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」はメタルボディを採用しています。

背面は平らなので、まさに一枚の「板」のようです。少し野暮ったいと感じるかもしれません。

音量ボタンは背面にあります。

「ZenFone3 Ultra」も4G&3Gの同時待ち受けに対応!

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体右側側面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体右側側面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体右側側面には電源キーとSIMスロットが2つあります。

SIMスロットは両方nanoSIMサイズで、片方はmicroSDと兼用なので、SDカード利用時はSIMカードは1枚しか使えません。

そして、「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」も「ZenFone 3(ZE552KL)」と同じように4G&3Gの同時待ち受け(デュアルスタンバイ)に対応しています。

ASCII.jp:4Gと3Gの同時待受けが可能!ZenFone 3は日本人にこそふさわしい:週間リスキー|週間リスキーASCII.jp:4Gと3Gの同時待受けが可能!ZenFone 3は日本人にこそふさわしい|週間リスキー

「ZenFone3 Ultra」の左側面には何もなし

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体左側側面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体左側側面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」は右側側面と背面にすべてのキーとスロットがあるので、本体左側側面には何もありません。

「ZenFone3 Ultra‏‏」はハイレゾ再生に対応

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体上部

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体上部

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体上部にイヤホンジャックがあります。

「ZenFone 3 Ultra‏」はハイレゾの再生に対応していて、「DTS HEADPHONE:X」という機能で7.1ch相当のサラウンドを楽しむことができます。

最近はスマホ・タブレットで音楽・動画を楽しむ機会が増えているので、ヘッドホン出力の音質が良いのは嬉しいポイントです。

「ZenFone3 Ultra」もUSB Type-Cを採用!

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体底部

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体底部

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体底部には2つのスピーカーと受話口、USB端子があります。

USB端子の形状は「ZenFone 3」と同じ「USB Type-C」で、従来のmicroUSBではありません。急速充電にも対応しています。

「ZenFone3 Ultra」も最初から日本語入り

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」は日本語ロケール入り

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」は日本語ロケール入り

次に「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の中身を簡単にチェックしていきます。

展示機(グローバル版)は最初から日本語ロケールが入っていて、日本語を選択するとほぼ完ぺきに日本語の表示になりました。

日本での発売は未定ですが、ソフトウェア的にはかなり作りこまれているのが分かりました。

「ZenFone3 Ultra」はアンドロイド6.0を採用

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」はAndroid6.0を採用

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」はAndroid6.0を採用

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」はAndroid6.0.1を採用しています。

ただ、UIはZenFone3と違って、1つ前の「ASUS ZenUI 2.0」となっています。

「ZenFone3 Ultra」のプリンストールアプリは?

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のプリインストールアプリ(グローバル版展示機)

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のプリインストールアプリ(グローバル版展示機)

次に「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のプリインストールアプリを見てみます。

Zenfoneシリーズ独自のアプリがいくつか入っているものの、「ZenFone 3(ZE552KL)」よりは余計なアプリが少ないと感じました。

同じZenFone3シリーズでも開発の時期が違うのかもしれませんね。

「ZenFone3 Ultra」の空き容量は?

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体の空き容量(64GB版)

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体の空き容量(64GB版)

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」本体の容量は32GB/64GB/128GB
の3種類のモデルがあります。

いがモバが触った展示機は64GB版で、空き容量は48GBとかなり余裕がありました。

microSDもmicroSDXC形式の最大200GBまで対応しているので、容量についても心配なさそうです。

「ZenFone3 Ultra」の空きメモリは?

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体の空きメモリ(4GB版とみられるもの)

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体の空きメモリ(4GB版とみられるもの)

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体のメモリ(RAM)は3GBと4GBの2種類あります。

いがモバが触った本体容量64GB版のメモリは3.5GBという謎の表示でしたが(これがメモリ4GB版?)、空きメモリは2GBと余裕のある状態でした。

CPUは1.8GHz・4コアの「Snapdragon 652」を採用していて、「ZenFone 3(ZE552KL)」同様にストレスのない操作感でした。

「ZenFone3 Ultra」のカメラは台湾メーカーのレンズを採用

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のメインカメラ

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のメインカメラ

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のメインカメラは2300万画素です。

レンズは台湾のメーカー「大立光电股份有限公司」の「6 P Largan lens 」を使っています。レンズの明るさを表すF値は2.0と明るめのレンズです。

「ZenFone3 Ultra」のカメラの映りは普通

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の撮影画面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の撮影画面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のカメラはスペック的には2300万画素と聞こえがいいのですが、実際に会場で撮影してみると映りに関してはごく普通でした。

カメラの性能はあまり期待しすぎないほうがいいかもしれません。

「ZenFone3 Ultra」のフロントカメラも普通

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のフロントカメラの撮影画面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のフロントカメラの撮影画面

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」のフロントカメラは800万画素です。

こちらも映りに関しては普通でした。

大画面スマホは5インチクラスのフラッグシップ機と比べてカメラの性能が簡略化されているのが多いので、カメラはもうちょっと頑張ってほしかったというのが率直な印象です。

「ZenFone3 Ultra」は3色展開!どの色が好き?

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」は3色展開

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」は3色展開

最後に「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の本体色を紹介します。

「ZenFone 3 Ultra」の本体色は「Glacier Silver(銀)」、「Titanium Gray(黒に近いグレー)」「Rose Gold(ピンク)」の3色です。

「Rose Gold(ピンク)」は大画面スマホとしてはありそうでなかった設定なので、明るい色の大画面スマホを欲しいと思っていた人にとっては良い選択肢になりそうです。

「ZenFone3 Ultra」は「Xperia Z Ultra」の後継機種になりうるか?

「Xperia Z Ultra SOL24」(ソニーモバイルコミュニケーションズのHPより)

「Xperia Z Ultra SOL24」(ソニーモバイルコミュニケーションズのHPより)

2014年1月にauからSOL24として発売され、「ズルドラ」の愛称で親しまれているソニーのファブレット「Xperia Z Ultra」。

「Xperia Z Ultra」は6.44インチパスポートとほぼ同じ横幅(92ミリ)画面の大きさと持ちやすさを絶妙に両立させた大画面スマホの名機ともいえる存在です。

その後、純粋な後継機種が出ないことから、「Xperia Z Ultra」のユーザーの方は「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」を機種変更の対象として検討している人も多いかもしれません。

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」はCPU・メモリ・バッテリー容量ともに「Xperia Z Ultra」より大幅に進化しているので、性能面で不満があった人は満足できる機種になると思います。

ただ、現物を触った実感としては、「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」はデザインが少し野暮ったく、所有欲を満たす何かが足りないと感じました。

「ZenFone 3 Ultra‏(ZU680KL)‏」の価格は479ドル~(約48000円)と「ZenFone 3(ZE552KL)」の249ドル(約25000円)~ほどのコストパフォーマンスもありません。

今年は6インチ超の大画面スマホ(ファブレット)が世界のメーカーから色々と発売されているので、もう少し様子見をしたほうがいいかもしれません。

ZenFone 3 Ultra ‏(ZU680KL)‏スペックまとめ

品名 ZenFone 3 Ultra ‏(ZU680KL)‏
公式HP
OS Android6.0
(ASUS ZenUI 2.0)
CPU Qualcomm Snapdragon 652
1.8GHz・4コア・ 64bit
GPU Adreno 510
メモリ
(RAM)
3GB/4GB
容量 32GB/64GB/128GB
(microSDXC 最大200GB)
画面 6.8型フルHD IPS液晶
(1920×1080)
Corning Gorilla Glass4
10点マルチタッチ式
カメラ メイン:2300万画素
6 P Largan lens
(大立光电股份有限公司製)
レーザーオートフォーカス
デュアルLEDフラッシュ
光学式手ぶれ補正(OIS)
F値2.0
フロント:800万画素
F値:2.0
電池 4600mAh
その他 無線LAN
802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth4.2
USB Type-C
指紋認証センサー
SIM nanoSIM×2
(microSD兼用)
4G&3Gの同時待受OK
日本版は発売の有無も含め未確認
通信 (WW version)
LTE Cat6対応
FDD-LTE

Band 1/3/5/7/8/18/19/20/26/28
TDD-LTE
Band 38/39/40/41
W-CDMA
Band 1/2/5/6/8/19
GSM
850/900/1800/1900MHz
寸法 186.4x93.9x6.8ミリ
(高さ×幅×厚さ)
重さ 233g
本体色 Glacier Silver
Titanium Gray
Rose Gold

ZenFone 3 Ultra ‏(ZU680KL)‏のケースがアマゾンで販売中

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by カエレバ
いがモバ
6.8インチの大画面スマホ「ZenFone 3 Ultra」。性能はかなりアップしているのですが、欲しいと思わせる何かが足りない「惜しい」端末でした。ただ、こちらも4G&3Gの同時待ち受けが可能など、これまでにない魅力もいっぱいなので、価格次第では人気のファブレットになりそうです!

【2016年12月8日追記】楽天スーパーセールに関連して、楽天モバイルの楽天市場店で数量限定で通話SIMとのセットで税込み32800円の激安価格で販売されました。現在は売り切れ中ですが、今後の取り扱いに注目です。

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ABOUTこの記事をかいた人

いがモバ 五十嵐 貴文

LCCジャーナリスト・メディアディレクター。元報道ディレクターの経験と持ち前の行動力を活かしLCC・格安航空会社や格安スマホなど「コスパ時代のお得」を共通のテーマに取材。大手企業の動画コンテンツなどメディアのディレクション業務も行っています。日経トレンディ・MONOQLO旅行ムックなどLCC特集にも掲載。中部国際空港・セントレアのLCCポータルサイトの監修・執筆も担当しています。