LCCよりお得?KLMオランダ航空以遠権フライト

ジャカルタ発クアラルンプール行きKLMオランダ航空KL0810便の客室乗務員

インドネシアのジャカルタとマレーシアのクアラルンプール間は数多くのLCCが運航する激戦区。その中で注目なのがレガシーのKLMオランダ航空。以遠権を利用したフライトはLCC並みの料金で買えて、預け荷物に機内食が無料の超お得な航空券なんです!

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ジャカルタの取材を終えてクアラルンプールへ

インドネシアのスカルノ・ハッタ国際空港とマレーシアのクアラルンプール国際空港の位置関係

スカルノ・ハッタ国際空港とクアラルンプール国際空港の位置関係

シンガポールからLCC「ライオンエア」に乗って初めて訪れたインドネシアの首都ジャカルタ

現地では既にLTEが整備され、予想以上に快適な滞在となりました。

ジャカルタでの取材を終えて、いがモバはマレーシアの首都クアラルンプールへ向かう事に。

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ジャカルタ~クアラルンプール間はLCCの激戦区!注目はレガシーのKLMオランダ航空

ジャカルタ~クアラルンプール間の航空便にKLMオランダ航空がある

ジャカルタ~クアラルンプール間の航空便にKLMオランダ航空がある

インドネシアのジャカルタとマレーシアのクアラルンプールの首都間は人の往来が多く、1日20便を超える直行便が運航されています。

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先日の記事で紹介したインドネシアのLCC「ライオンエア」やグループ会社の「マリンドエア」「エアアジア」グループもこの区間の直行便を運航していて、LCCの激戦区になっています。

数多くの直行便がある中で、いがモバはある航空会社に注目しました。それはレガシーの「KLMオランダ航空」です。

エアアジアと同じ値段で買える!KLMの以遠権フライトがお得

KLMの以遠権フライトはLCCエアアジア並みの値段でお得

KLMの以遠権フライトはLCCエアアジア並みの値段でお得

インドネシアは以前オランダ統治時代があった関係で、双方の国の人の往来が多くなっています。

その為、KLMオランダ航空はアムステルダム~クアラルンプール経由~ジャカルタいうフライトを運行しています。

このKLMオランダ航空のクアラルンプール~ジャカルタのフライトは、相手国を経由しさらに第三国への区間を営業運航する権利を認めた「以遠権」を活用したものです。

最近ではLCCのバニラエアが「以遠権」を活用して9月から台北~ホーチミン線に就航する事が話題になりました。

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ジャカルタ~クアラルンプール間はLCCの激しい価格競争があるため、KLMの以遠権区間はLCCのエアアジア並みの料金で購入する事ができるんです。

いがモバが利用した8月8日もKLMの以遠権フライトが約5800円という激安価格でした。

もちろんKLMオランダ航空はレガシー(フルサービスキャリア・FSC)なので、預け荷物や機内食は無料で提供されます。エアアジアと同じ料金であれば、KLMを利用したほうがお得という訳なんです。

この以遠権フライトはビジネスクラスの航空券もお得に買う事ができる事が多いので、航空オタクの間で注目の路線になっています。

KLMオランダ航空KL0810便 以遠権フライト搭乗レポート

スカルノ・ハッタ国際空港のKLMのチェックインカウンター

スカルノ・ハッタ国際空港のKLMのチェックインカウンター

8月8日、午後4時すぎ。いがモバはスカルノ・ハッタ国際空港の第2ターミナルのEエリアにやってきました。

ここにKLMオランダ航空のチェックインカウンターがあります。

クアラルンプール行きのKLM便に並ぶ乗客は、オランダ人とみられる欧米人にインドネシア人、その他インド人や中東の人など国際色豊かでした。

預け荷物もレガシーなのでもちろん無料!

KLMオランダ航空はレガシーなので預け荷物も無料

KLMオランダ航空はレガシーなので預け荷物も無料

KLMオランダ航空はレガシーです。格安で買った以遠権フライトの航空券でも、荷物を一定の重さまで無料で預けることができます。これは嬉しいですよね。

LCC旅に慣れ過ぎたいがモバのトランクの重さは約7キロ。

KLMオランダ航空のエコノミークラスは23キロまで無料で預けられるので、まだまだ余裕でした(笑)。

日本人は非常口座席をアサインされる可能性が高いので注意!

日本人は非常口座席のアサインが多いので注意

日本人は非常口座席のアサインが多いので注意

KLMのチェックインカウンターでは英語でやり取りをします。その為、地上スタッフに「英語がある程度話せる」とみなされ、親切心から非常口座席を指定してくれる事が多いです。

これだけならありがたい話なのですが、KLMの飛行機は非常口座席は横に窓がない座席があります。

いがモバに割り当てられた30Aの席も横に窓が無い席で、足元が広いのはいいのですが、搭乗記を取材するには致命的な席になってしまいます。

窓の外の様子を撮影する予定がある人などは、席の割り当てに注意してくださいね。(いがモバは後で変えてもらいました)

出国審査を終えた先の制限エリア内にはプライオリティパスやスカイチームの上級会員が利用できるラウンジがあるので、出発前にゆっくり過ごせます。

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午後6時半 KL0810便の搭乗開始

KLMオランダ航空のジャカルタ発クアラルンプール行きKL0810便の搭乗開始

KLMオランダ航空のクアラルンプール行きKL0810便の搭乗開始

現地時刻の午後6時半、KLMオランダ航空0810便ジャカルタ発クアラルンプール行きの搭乗が始まりました。

欧米人が多いので、いつものアジアのLCC路線と雰囲気が違います。

この日のKLMの機体はボーイング777-300ERだった

この日の機体ははボーイング777-300ER(77W)だった

この日の機体ははボーイング777-300ER(77W)だった

この日のKLMオランダ航空の機体はボーイング777-300ER(77W)でした。

トリプルセブンに乗るのは久しぶりです!

飛行機の入口からオランダ気分!

KLMの客室乗務員と機長がお出迎え

KLMの客室乗務員と機長がお出迎え

機体の入口ではKLMオランダ航空の客室乗務員と機長が乗客を笑顔で迎えていました。

この風景だけを見ると、まるでオランダ。インドネシアだという事を忘れてしまいそうです。

全席モニター付き!KLMのB777-300ERの機内

KLMオランダ航空のボーイング777-300ERの機内

KLMのボーイング777-300ERの機内

こちらがKLMオランダ航空のB777-300ERの機内です。

エコノミーシートにも全席液晶モニターが付いていて、豪華な雰囲気です。

KLMのB777-300ERのエコノミーシート

KLMオランダ航空のB777-300ERのエコノミーシート

KLMのB777-300ERのエコノミーシート

こちらがKLMオランダ航空のB777-300ERのエコノミーシートです。

可動式のヘッドレストやクッションが用意されています。

KLMのB777-300ERのエコノミーシートの座席間隔は?

KLMオランダ航空のB777-300ERのエコノミーシートは握りこぶし一個半のスペースがある

握りこぶし一個半のスペースがある

気になるエコノミーシートの座席間隔。身長175センチのいがモバが座ると、握りこぶし1個半のスペースがありました。

もっと広いかなと思っていましたが、そもそもマレーシアに行くまでの2時間のフライトであれば快適すぎるくらいです。

これは嬉しい!エコノミーでも座席下に電源あり

KLMオランダ航空のB777-300ERのエコノミーシートは足元に電源コンセントがある

足元に電源コンセントがある

そしていがモバが一番グッと来たのが座席の下に用意された電源コンセントです。

飛行中ここにACアダプターをさして電池の残量を気にせずにPCやスマホを利用できます。

折りたたみ式のデスクは少し使いにくい

KLMオランダ航空のB777-300ERのエコノミーシートの2つ折りのテーブル

2つ折りのテーブル

座席のテーブルは前の座席に二つ折りになって収納されています。折り目があるのでパタパタしてしまい、少し使いにくいと個人的に感じました。

ただ、ノートパソコンを置く分には問題ありません。

充実したKLMの機内エンターテイメント

KLMのB777-300ERの機内エンターテイメント

KLMの機内エンターテイメント

全席に設置された個人用モニターでは映画・ドラマ・ゲーム・音楽といった充実したコンテンツの機内エンターテイメントが楽しめます。(タッチパネル式)

機内の設備案内も個人モニターで確認

KLMの機内設備の案内ビデオ

KLMの機内設備の案内ビデオ

出発前の機内の設備に関する案内もこの個人用モニターに映し出されます。

1枚1枚手書きの焼き物を使ったコマ送りビデオだった

1枚1枚手書きの焼き物を使ったコマ送りビデオだった

CGだと思っていたアニメは、実際に1枚1枚手作りで描かれた焼き物を使ったコマ送りのビデオでした。

これにはびっくり。

ビデオの最後にKLMの客室乗務員が登場

最後にKLMの客室乗務員が登場

ビデオの最後には撮影に使われた焼き物とKLMの客室乗務員が登場します。

他の航空会社とは一味違ったビデオの演出に思わず釘付けになりました。

クアラルンプールに向けて離陸

午後7時すぎ KLMオランダ航空KL0810便がクアラルンプールに向けてスカルノハッタ国際空港を離陸

午後7時すぎ KL0810便がクアラルンプールに向けて離陸

現地時刻の午後7時すぎ、KLMオランダ航空0810便クアラルンプール行きの飛行機がスカルノ・ハッタ国際空港を離陸しました。

想像以上に楽しかったジャカルタの街。また遊びに来たいと思います!

機内エンターテイメントで飛行ルートを確認できる

機内エンターテイメントで飛行ルートを確認できる

飛行機はクアラルンプールに向けて北上します。

機体が今どこを飛んでいるかは個人モニターの機内エンターテイメントで確認する事ができます。

マップは拡大縮小・角度も変えられる高性能なもので、これだけでも楽しめちゃいます。

お待ちかねの機内食タイムがスタート!

シートベルトサインが消灯し機内食を配布

シートベルトサインが消灯し機内食を配布

スカルノ・ハッタ国際空港を離陸してから約30分後。シートベルトサインが消灯し、お待ちかねの機内食タイムがスタートです。

約2時間という短いフライト時間の中にレガシーのフルサービスが提供されます。

オランダ行きの機内と錯覚する光景

笑顔で飲み物を渡してくれたKLMオランダ航空の客室乗務員

笑顔で飲み物を渡してくれたKLMのクルー

KLMオランダ航空の客室乗務員が笑顔でドリンクを渡してくれます。レガシーなのでアルコールももちろん無料です。

この写真だけ見ると、まるでオランダ行きの飛行機に乗っているようです。

KLM以遠権フライトの機内食は宗教に配慮した「ご当地グルメ」

KLMオランダ航空KL0810便ジャカルタ発クアラルンプール行きのエコノミーの機内食

KL0810便のエコノミーの機内食

こちらがKLMオランダ航空KL0810便クアラルンプール行きの機内で提供されたエコノミークラスの機内食です。

  • チキンと青菜のインドネシア風焼きそば
  • ヤングマンゴーのサラダ
  • ナツメグのケーキ
  • パン
  • ミネラルウォーター
  • 任意のドリンクorアルコール

目的地のクアラルンプールはイスラム教徒の方が多く、宗教の制限の中で共通して食べられる鶏肉料理が提供されるなど、良く配慮された内容だと感じました。

機内食を監修したのはあの「セクシー過ぎる美人シェフ」!

機内食の監修はインドネシアの人気女性シェフのファラ・クイン(Farah Quinn)さん

機内食の監修はインドネシアの人気女性シェフのファラ・クイン(Farah Quinn)さん

KLMオランダ航空のジャカルタ~クアラルンプール間の機内食の監修をしているのは「セクシー過ぎる美人シェフ」として人気のインドネシア人シェフのファラ・クイン(Farah Quinn)さん。

提供されるメニューはファラさんの家のレシピに基づいているそうです。

ファラさんはインドネシア・エアアジアの機内食も監修しています。才色兼備の凄い方ですね。

焼きそばの味付けもバッチリ

味付けもバッチリ

実際にインドネシア風焼きそば食べてみると、ほんのりピリ辛のエスニックな味付けで食が進みます。美味しい~。

ナツメグのケーキも香ばしくて美味しい

香ばしいナツメグのケーキ

デザートのナツメグのケーキも香ばしくて美味しい。

食後のお茶の紙コップもカワイイ

食後のお茶の紙コップもカワイイ

食後にはコーヒー・紅茶もあります。

オランダの風車などが描かれた磁器風の紙コップがちょっとカワイイです。

機内エンターテイメントは日本のコンテンツも充実

KLMオランダ航空の機内エンターテイメントは日本の映画もある

機内エンターテイメントは日本の映画もある

クアラルンプールまでの飛行中、個人用モニターでKLMの機内エンターテイメントを楽しめます。

映画は日本のものも何本かありました。

クアラルンプールまでのフライトは約2時間と短いので、再生時には「フライト時間が足りないので最後まで見れませんが良いですか?」と聞かれます(笑)。

J-POPの表紙でともちんが「世界の板野友美」に

日本の音楽の表紙は元AKB48のともちんこと板野友美

日本の音楽の表紙は元AKB48のともちんこと板野友美

こちらは機内エンターテイメントの音楽のコンテンツ。

中国・韓国・インドのヒット音楽に加えて日本のJ-POPもありました。

表紙は元AKB48のともちんこと板野友美さんで、このコンテンツは世界中のKLMの機内エンターテイメントで楽しめるので、ともちんが「世界の板野友美」になっていました(笑)。

USBポート完備でスマホの充電&ファイル再生も可能!

KLMの機内エンターテイメントの機械にはUSBポートがあるので充電とファイルの再生が可能

USBポートがあるので充電とファイルの再生が可能

個人用モニターの下部にはUSBポートがあります。ここにケーブルをさせばスマホの充電も可能です。

また、USBで接続したメディアの再生機能も備わっていたので、手持ちの動画を個人用モニターで再生する事も可能です。(音声は個人用モニターのイヤホンジャックで再生可能)

世界最古のKLMの機内誌「ホランド・ヘラルド」も読める!

世界で一番の歴史を誇る機内誌「Holland Herald」

世界で一番の歴史を誇る機内誌「Holland Herald」

現在運航しているエアラインで一番長い歴史があるKLMオランダ航空の機内誌「Holland Herald」(ホランド・ヘラルド)。

以遠権区間のフライトでもこの機内誌を読むことができます。(中身は英語)

KLMバージョンのミッフィーが欲しい!

免税品販売にはミッフィーなどKLMのグッズも

免税品販売にはミッフィーなどKLMのグッズも

免税品販売の中にはKLMグッズもありました。

KLMオランダ航空のユニフォームを着たミッフィーは20ユーロ(約2300円)です。

リクライニング&クッションで安眠を

エコノミーシートのリクライング

エコノミーシートのリクライング

ジャカルタからクアラルンプールへはフライト時間が短く、KLMの機内エンターテイメントが充実しているので機内で寝ている人は少ないのですが、エコノミーのシートは写真のようにリクライニングできます。

座席にクッションがあるので、枕にして体を休める事ができます。

クアラルンプールへ降下開始

クアラルンプールへ降下開始

フライト時間が残り30分を切った所で機体の降下が始まります。

マレーシアまであと少しです。

KLMの機体はマレーシアの上空へ

KLMの機体はマレーシアの上空へ

KLMの機体はマラッカ海峡の上空を越えて、マレーシアの上空へ。

街の明かりが見えてきます。

ほぼ定刻通りにクアラルンプール国際空港に着陸

午後10時前 クアラルンプール国際空港に到着

午後10時前 クアラルンプール国際空港に着陸

そして現地時刻の午後10時前、いがモバの乗ったKL0810便はクアラルンプール国際空港(KLIA)に無事に着陸しました。ほぼ定刻通りの到着です。

777型機は着陸の時の衝撃が少ないので、大型機のメリットを感じました。

KLMの機体がKLIAに到着

KLMの機体がKLIAに到着

ボーディングブリッジに接続するKLMの機体。

こうして約2時間の以遠権フライトが無事に終了しました。

レガシーの魅力全開!KLMの以遠権フライトが狙い目

KLMのクルーが笑顔でお見送り

KLMのクルーが笑顔でお見送り

降機する際はKLMの客室乗務員が笑顔でお見送りしてくれました。

Dank je wel!ありがとうございました!

KLMオランダ航空のジャカルタ~クアラルンプール路線は約2時間の短い飛行時間ですが、快適な座席・充実した機内エンターテイメント・美味しい食事・預け荷物無料とレガシーの魅力がギュッと詰まった素敵なフライトでした。

この以遠権フライトが安く買えるのも、LCCが多数運航する激戦区ならでは

以遠権の区間は航空会社が積極的に広告していないのであまり知られていませんが、航空券の比較サイト「スカイスキャナー」では希望する区間の航空券をレガシー・LCC合わせて一括で検索できます。

レガシーの以遠権のフライトがお得な場合は、LCCの比較候補に混じって出てくるので、お見逃しなく!

以遠権の航空券も一括検索!
スカイスキャナーのHPはこちらから

いがモバ
きょうはいつものLCC旅の番外編。「以遠権」を活用したレガシーのお得な航空券を紹介しました。オランダ気分が味わえるフライトをLCC並みの料金で楽しめるので、とてもおすすめです。KLM以外にも世界中に以遠権フライトがあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
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ABOUTこの記事をかいた人

いがモバ 五十嵐 貴文

LCCジャーナリスト・メディアディレクター。元報道ディレクターの経験と持ち前の行動力を活かしLCC・格安航空会社や格安スマホなど「コスパ時代のお得」を共通のテーマに取材。大手企業の動画コンテンツなどメディアのディレクション業務も行っています。日経トレンディ・MONOQLO旅行ムックなどLCC特集にも掲載。中部国際空港・セントレアのLCCポータルサイトの監修・執筆も担当しています。