日本にも欲しい!中国の2人乗り超小型電気自動車

中国・天津の街中を走る众泰汽车(Zotye)社の超小型EV「E200」

きょうは中国・天津取材時のこぼれ話を紹介。街でよく見かける2人乗りの小型車。調べてみると、これらは電気自動車。政府の補助金で買いやすい価格になり、街乗り用のセカンドカーとして選ばれているようです。街中で出会った超小型EVを紹介します!

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快晴の中国・天津で出会った小型車に興奮!

中国・天津にて(2016年11月撮影)

中国・天津にて(2016年11月撮影)

2016年11月19日、いがモバは中国・天津で最新の中華スマホなどの取材を行っていました。

定価30万円!中国天津の秋葉原で超高級スマホ発見

2017.01.13

その合間の時間で、お土産を見に行こうとスーパーのカルフールに立ち寄ってみる事にしました。

2人乗りの小型車

2人乗りの小型車

横断歩道を渡る途中で目に留まった一台の青い小型車。パッと見た感じは、日本で昔販売されていた2人乗りの軽自動車「ツイン」に似ています。

街中で再び同じ会社の小型車に遭遇

街中で再び同じ会社の小型車に遭遇

その時は中国にも2人乗りの車があるんだなとしか思いませんでしたが、この後天津の街中で何回もこの小型車を見かけました。どうやらかなり売れているようです。

実は軽自動車マニアのいがモバ。こういう小さな車は非常に気になるところです。

街中で再び同じ会社の小型車に遭遇

本文

そこで、どんな車なのか名前を確認しようと後ろを見てみると・・・?

小型車の車種は「知豆D1」・電気自動車だった!

小型車の車種は「知豆D1」・電気自動車だった!

車体に書かれていたのは「知豆D1」という文字。

知識の「知」に小さい事を表す「豆」。なんとも可愛らしいネーミングですが、この車の名前を調べてみると、実は凄い車という事が分かったんです!

「知豆D1」は超小型の電気自動車だった!

新大洋電動車有限公司・ZD 「知豆D1」の公式ページ

新大洋電動車有限公司・ZD 「知豆D1」の公式ページより

調べてみると、「知豆D1」は中国の自動車メーカー「新大洋電動車有限公司」が「ZD」というブランドで販売している2人乗りの超小型電気自動車だったんです!凄い~!

公式HPを見てみると、「知豆D1」は一回の充電で約100キロほど走るようで、国土の広い中国では都市の移動には使えませんが、ちょっとした普段の街乗り程度なら十分な走行距離です。

「知豆」は3車種・カラーも豊富

ZDの電気自動車は3車種

ZDの電気自動車は3車種

「知豆D1」自体は2014年9月に発売された車種なので、若干時間が経っています。「知豆」は既にシリーズ化しているようで、現在は「知豆D2」やちょっとクラシカルな雰囲気の「知豆D2S」もライナップに加わっています。

新しい車種は航続距離も伸びていて、なんだかスマホの進化に似たようなものを感じました。

別の小型車に遭遇・この車も超小型EVだった!

天津の街中でもう一つの小型車を発見

天津の街中でもう一つの小型車を発見

そして天津の街中で、もう一台良くすれ違う小型車がありました。それがこちら。デザインがちょっとホンダっぽい?(笑)

調べてみると、中国の「众泰汽车」(Zotye Auto)の「E200」という車種で、こちらも2人乗りの超小型電気自動車だったんです!

かなり力が入った「E200」のホームページ

众泰汽车(Zotye)の「E200」(公式HP)

众泰汽车(Zotye)の「E200」(公式HPより)

こちらが「众泰汽车」(Zotye Auto)の「E200」の公式HP。先ほどの「知豆」と比べるとかなりゴージャスで、力が入っているのが分かります。

調べてみると「E200」は中国のEV車の中でも売れている車種のようで、世界のEVの販売台数を紹介している「兵庫三菱」のHPによりますと、2016年11月(ちょうどいがモバが訪れた月)の販売台数は3500台と、中国のEVで第5位の販売台数があったそうです。

日本の小型電気自動車の先駆けともいえる「アイ・ミーブ」はこれまでの日本の販売総数が約1万台(メーカー発表値)なので、「E200」の販売台数の多さが分かると思います。

中身もかなり未来な「E200」

車内に10インチのマルチメディアモニタを搭載

車内に10インチのマルチメディアモニタを搭載

「E200」の車内もかなり先進的で、10インチのタッチパネル式のコントロールモニターが搭載されています。

見るからにandroidベースのシステムなのですが、これを通して音楽や動画・ナビだけでなく、空調もコントロールできるなど車のかなり突っ込んだ部分までITを活用しているようです。未来を感じますね!

中国では環境対策の一環として、電気自動車の購入時に補助金のサポートがあります。これを適用するとガソリン車並みの価格で買える事から、維持費の安いセカンドカーとして若い人を中心に選ばれているそうです。

台数が出れば、それだけ参入するメーカーも増えて、切磋琢磨で自然に良い製品が生まれてきます。電気自動車において、その良い循環が中国で始まってきているのを実際に目で見ると、日本は出遅れていると感じてしまいます。

東京オリンピック・パラリンピックも2020年に迫ってきている事ですし、今一度EVの普及促進策を日本政府に考えてもらいたいですね!

いがモバ
中国・天津で何気なく目に留まった小型車。調べてみるとどちらも2人乗りの電気自動車という事が分かり、衝撃を受けました。これからドンドン新しい電気自動車が登場し、気が付くとスマホのように凄いスピードで進化していくかもしれませんね。日本のメーカーにも「欲しい!乗ってみたい」と思わせるような新しい電気自動車を販売してもらいたいですね。
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ABOUTこの記事をかいた人

LCC STYLE編集長・メディアディレクター 五十嵐 貴文

元報道ディレクターの経験と持ち前の行動力を活かしLCC・格安航空会社や格安スマホなど「コスパ時代のお得」を共通のテーマに取材。日本初LCC専門ポータルサイト「LCC STYLE」編集長、ANA動画ニュース「ANA TV」監修、中部国際空港LCCポータルサイト監修。雑誌「MONOQLO」・NHKラジオなどマスメディアにも出演。書籍「LCCスタイル」(ゴマブックス社)はamazon旅行ガイド部門で1位を記録(2017年4月21日付)。