コスパ中華!Elephone P9000レビュー

Elephoneの「P9000」

中華スマホ好きにはお馴染みのElephoneの新スマホ「P9000」。5.5インチフルHD液晶・8コアCPU・4GBメモリと高性能ながら価格はなんと約23000円。いがモバも通販でゲットしたので、実機のレビューを紹介します。気になる実力は?

【5月12日追記】標準設定でホームボタン・戻るキーが表示されない件ですが、設定で表示できるようになる事が分かりました。その部分を追記しています。

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中華スマホ好きにお馴染みの「Elephone」

P9000・ElephoneのHPより

ElephoneのHPより

きょう紹介するのは中国・深センに本拠地を置く「大象通訊科技」のスマホブランド「Elephone」(エレフォン

名前を聞いた事のない人が多いと思いますが、「Elephone」は安くて高機能のコスパの良いスマホで知られていて、中華スマホ好きの人の間で人気のブランドです。

8コアCPU&4GBメモリ!話題の「P9000」を通販で購入

TOMTOPのP9000販売ページより

TOMTOPのP9000販売ページより

Elephoneのスマホの中で、今回いがモバが購入したのが「P9000」というハイエンドのスマホです。

「P9000」はAndroid6.0・8コアCPU・4GBメモリとハイエンドのスマホでありながら、通販サイトでの価格は219ドル(約23000円)と物凄いコストパフォーマンスです。

プレオーダーから到着まで時間がかかったP9000

DHLでP9000が到着

DHLで日本に到着

いがモバはP9000の性能を確かめるべく、2月にプレオーダーで注文。東京の自宅に届いたのは4月上旬でした。

配送開始まで時間がかかるという事は事前に周知されていましたが、届いたころには買ったこと自体をすっかり忘れていたので、香港からDHLで届いた小包にビックリしてしまいました(笑)。

海外通販を利用すると消費税がかかる場合がありますが、今回は商品の単価が安く記入されていたこともあり、商品到着時に消費税を支払う必要はありませんでした。

無駄をそぎ落としたP9000の付属品・嬉しいカバー付き

Elephone「P9000」の付属品一式

Elephone「P9000」の付属品一式

白いプラスチックの箱を開けるとP9000の本体と付属品が中に入っています。

付属品は通信・充電用のUSBケーブル、SIMトレイ用のピン、簡単な説明書、P9000の本体用の透明なカバーが入っていました。

カバーが最初から付いているのは嬉しいポイントです。

狭額液晶のP9000・HPのCGより太かった

P9000は5.5インチ液晶・発色が奇麗

P9000は5.5インチ液晶・発色が奇麗

P9000の第一印象は、「液晶が奇麗!」5.5インチの大画面液晶はLG製で、液晶の発色も鮮やかで視野角も広くなっています。

液晶の額の幅はわずか1.6ミリで、本体ギリギリまで液晶画面になっています。ただ、公式HPのCGより実際の額は太く感じました。

P9000は石のような質感・背面に指紋センサー搭載

Elephone「P9000」の背面

Elephone「P9000」の背面

いがモバはP9000のブラックを購入したのですが、実物はグレー寄りの黒色でした。

背面はざらっとしていて石のような面白い質感です。カメラの下に指紋認証のセンサーを搭載しています。

ちなみに本体はアルミ合金のフレームでできているので、剛性がありそうです。

P9000の本体右側面に音量・電源キー

Elephone「P9000」の右側面

Elephone「P9000」の右側面

P9000の本体側面には電源キーと音量キーがあります。

電源キーは細いので、少し押しにくいかもしれません。

P9000の左側面にSIMスロットとカスタムボタン

Elephone「P9000」の左側面

Elephone「P9000」の左側面

P9000の本体の左側面にはSIMのスロット(microSIM×2)とカスタムボタンがあります。

カスタムボタンは設定で起動するアプリを決める事ができて、よく使うアプリを呼び出すのが簡単になります。

P9000の本体上部にイヤホンジャック

Elephone「P9000」の本体頭部

Elephone「P9000」の本体上部

P9000の本体上部にはイヤホンジャックがあります。

本体上部から見るとカメラがほんの少し出っ張っているのが分かります。(写真はカメラの保護フィルムが付いた状態)

P7000は充電・通信端子に「USB Type-C」を採用

Elephone「P9000」の本体底部

Elephone「P9000」の本体底部

P9000の本体底部にはスピーカー・マイク穴・充電通信端子があります。

端子の規格は端子の表裏がない「USB Type-C」で、従来のmicroUSBではないので注意して下さい。

P9000は最初から日本語ロケールが入っている

Elephone「P9000」の言語設定に日本語が入っている

Elephone「P9000」の言語設定に日本語が入っている

ここからはP9000の中身をレビューしていきます。

P9000は海外の端末ですが、嬉しい事に最初から日本語ロケールが入っています。

その為、言語設定の画面で日本語を選べばほとんどのメニューが日本語表示になります。

残念ながらP9000には技適マークはありません。日本での利用は自己責任でお願いします。

日本語化すると日本の端末と見分けがつかないP9000

Elephone「P9000」のホーム画面

Elephone「P9000」のホーム画面

こちらがP9000のホーム画面です。日本語の表示にしてあるので一見すると日本の端末の画面にしか見えません。

P9000は素のアンドロイドで余計なアプリ無し!

P9000のプリインストールアプリ一覧

P9000のプリインストールアプリ一覧

こちらがP9000の初期状態のアプリ一覧です。

ほぼ素のままのAndroidで、余計なアプリが入っていないので好印象です。

賛否両論!P9000には戻るボタンがない!

P9000はホームボタン1つで戻るキーなどの役割を果たす

P9000はホームボタン1つで戻るキーなどの役割を果たす

P9000には本体の下の部分に四角のセンサーボタンがあります。

このボタンが1タッチで「戻る」・2タッチで「ホーム画面」・長押しで「一覧画面」という3つの役割を果たしています。

正直なところ、このボタンのシステムは使いにくいです。いつも指が「戻る」キーを探してしまいます。

【5月12日追記】設定のナビゲーションにチェックを入れると仮想ボタンが表示されることが分かりました。使いにくい方は以下の方法を利用してください。

設定画面の「Navigation Bar」を選択

設定画面の「Navigation bar」を選択

Navigation barをONにする

Navigation barをONにする

P9000の画面上にホームボタン・戻るキーなどが表示されるようになる

P9000の画面上にホームボタン・戻るキーなどが表示されるようになる

P9000の空き容量は?

Elephone「P9000」の空き容量(表記の日本語が変)

Elephone「P9000」の空き容量(表記の日本語が変)

P9000の本体容量は32GBです。初期状態では約25GBの空きがありました。

写真では25GB「使用中」と表示されていますが、これは日本語訳の間違いなので安心して下さいね。

4GBメモリ搭載のP9000の空きメモリは?

Elephone「P9000」の空きメモリ

Elephone「P9000」の空きメモリ

4GBもの大きなメモリ(RAM)を搭載しているP9000。

初期状態の空きメモリは2.6GBと余裕がありました。

P9000に日本語入力ソフトをインストール

P9000には日本語入力ソフトが入っていないので、自分で入れる

P9000には日本語入力ソフトが入っていないので、自分で入れる

P9000は設定で日本語メニューの表示ができますが、日本語入力ソフトが入っていないので各自で入れる必要があります。

グーグルプレイが最初からインストールされているので、そこから無料の「グーグル日本語入力」などの日本語入力ソフトを入れて下さい。

画面トントンONも可能・感度は悪い

P9000はダブルタップで画面ONができる

P9000はダブルタップで画面ONができる

P9000は画面消灯時に画面を2回たたくとONにできる「ダブルタップ」の設定があります。

LGなどの端末に搭載されていて、いがモバもお気に入りの機能なのですが、これがP9000でも使えるのは嬉しい発見でした。

ただ、実際のタップ感度は少し悪く反応しない時もあるので、あまり期待しないようにして下さい(笑)。

P9000の中身をAnTuTuで詳しくチェック!

AnTuTuベンチマークでP9000の中身を見る

AnTuTuベンチマークでP9000の中身を見る

次に「AnTuTuベンチマーク」アプリでP9000の中身をさらに詳しく見ていきます。

P9000は「Helio P10」(MT6755)という新しいCPUが使われています。

P9000は「Helio P10(MT6755)」搭載・HPより

P9000は「Helio P10(MT6755)」搭載・HPより

P9000に搭載されている「Helio P10」(MT6755)。

8つのコアのうち4つのコアが最大2.0GHzで駆動し、残りの 4つのコアが最大1.1GHzで動きます。

この新しいCPUがベンチマークのスコアにどう影響するのかは、後ほど紹介します。

残念!でも十分?P9000は5点タッチ液晶

液晶は5点認識

液晶は5点認識

次にP9000の画面のタッチパネルの性能を調べてみます。

すると、P9000では最大5つの指を感知する5点タッチ式のパネルだという事が分かりました。6本目以降の指を置いても感知しませんでした。

ハイスペック機は10点マルチタッチ式のパネルを採用しているメーカーが多いので残念なポイントですが、よく考えると片手で使うスマホで5本以上の指を使うシーンはあまりないので、これで十分とも言えます。

P9000の内蔵センサーは?

P9000の内蔵センサー一覧

P9000の内蔵センサー一覧

次にP9000に内蔵されているセンサーを調べてみました。

すると加速度・ジャイロ・方位・歩数計センサーなど主なものは一通り内蔵されていることが分かりました。

P9000のAnTuTuベンチマークのスコアは?

P9000のAnTuTuベンチマークのスコア

P9000のAnTuTuベンチマークのスコア

そして気になるのがP9000のAnTuTuベンチマークのスコアの結果ですよね。

点数は「32955点」とまずまずの結果でした。

新しい 「Helio P10」(MT6755)というCPUが使われているので、もう少し点数が伸びるかと思ったのですが、本体の値段(約23000円)を考えれば満足いく結果です。

P9000のカメラはソニーのセンサーを採用

P9000のカメラはソニーのセンサーを採用

P9000のカメラはソニーのセンサーを採用

最後にP9000のカメラの性能をチェックします。

P9000のメインのカメラはソニーの「IMX258」いう約1300万画素のセンサーを採用しています。(インカメラは約800万画素)

ソニーのセンサーは評判がいいので、さっそく写りをチェックしていきたいと思います。

P9000には標準的なカメラアプリを搭載

P9000のカメラ撮影画面

P9000のカメラ撮影画面

P9000のカメラの撮影画面はAndoridの標準的なものが入っています。

シャッター音は鳴らさないように設定できます。

P9000カメラレビュー・ソニー製センサーに過度な期待は禁物

P9000で撮影・サイズ縮小のみ

P9000で撮影・サイズ縮小のみ

実際にP9000で撮影した写真を紹介します。サイズ縮小のみ行っています。

こちらはけさの羽田空港国際線ターミナル。日本橋を再現したコーナーを撮影してみました。

P9000で撮影・HDRオフ・サイズ縮小のみ

P9000で撮影・HDRオフ・サイズ縮小のみ

次に橋の下を撮影してみます。空港の窓が明るくそこに合わせてしまっているので、橋の下が黒くつぶれてしまっています。

P9000で撮影・HDRオン・サイズ縮小のみ

P9000で撮影・HDRオン・サイズ縮小のみ

P9000はHDR撮影に対応しています。そこでHDRをONにしてみると、橋の暗い部分にも明るさが合い、うまく撮影できました。

ただ、少しでも動くとうまくHDR合成ができなかったので、あまり実用的ではないかもしれません。

P9000で撮影・サイズ縮小のみ

P9000で撮影・サイズ縮小のみ

次に接写をためしてみました。羽田空港国際線ターミナルにある吉野屋で早朝便に乗る前に「豚丼」をいただきます。

接写もちゃんと豚肉にピントがあっておいしそうに撮影できました。

P9000で撮影・サイズ縮小のみ

P9000で撮影・サイズ縮小のみ

最後に羽田空港に駐機するカンタス航空の飛行機を撮影。

ソニー製のセンサーという事でハードルが上がってしまい、期待よりは残念な映りでしたが、本体の価格(23000円)を考えるとそれなりの写真が撮影できていると思います。

P9000の不具合を解消!アップデートを配信中

アップデートのお知らせ

アップデートのお知らせ

P9000は不具合を修正するアップデートのファイルを配信中です。これを適応すると指紋認証センサーやカメラの不具合が解消されるそうです。

いがモバはなぜか上手くダウンロードできなかったので、しばらく様子見ですが、気になる方は早めのアップデートをお勧めします。

P9000レビュー総評・戻るボタンがないのが最大の魅力であり欠点でもある

Android6.0・8コアCPU・4GBメモリと高スペックのP9000。実際にキビキビ気持ちよく動くのですが、一番気になったのが本体の「ホームボタン」と「戻るボタン」が一緒になっているので、少し使いにくいと感じた事です。(設定で仮想ボタンの表示も可能)一つになっているのが使いやすいという方もいると思うので、賛否両論だと思います。

一方で価格は219ドル(約23000円)とコストパフォーマンスは抜群なので、操作性に慣れればメイン機として検討するのはありだと思います。(技適マークがないので日本での使用は自己責任でお願いします。)

Elephone P9000スペックまとめ

品名 P9000
公式HP
OS Android 6.0
CPU Helio P10
(MT6755 オクタコア 2.0GHz)
メモリ
(RAM)
4GB
容量 32GB
画面 5.5型 LG製 5点タッチ
フルHD(1920×1080)
カメラ メイン:1300万画素
(センサー:SONY IMX258)
F値2.0
フロント:800万画素
電池 3000mAh
その他 無線LAN
802.11a/b/g/n (2.4G/5G)
Bluetooth4.0
NFC
指紋認証センサー
USB Type-C
ワイヤレス充電
SIM MicroSIM×2
通信 FDD-LTE
Band 1/3/7/8/20
TDD-LTE
Band 38 /40
W-CDMA
Band 1/2/5/8
GSM
850/900/1800/1900MHz
寸法 148.4 x 73.2 x 7.3ミリ
(高さ×幅×厚さ)
重さ 145g

P9000の並行輸入品がアマゾンで販売中

P9000は現在アマゾンでも販売中です。(5月8日現在32500円前後)日本で購入したい方はこちらもチェックしてしてみて下さいね。

by カエレバ
いがモバ
いつも中国旅行のついでに購入していた中華スマホですが、今回は「TOMTOP」という海外通販を初体験!商品到着まで時間がかかりましたが、日本に居ながらにしてコスパスマホを簡単に購入できたのでとても便利でした。Elephoneは他にも面白いスマホをたくさん作っているので、機会があれば他のスマホも紹介したいと思います。お楽しみに!
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ABOUTこの記事をかいた人

LCCジャーナリスト・メディアディレクター 五十嵐 貴文

元報道ディレクターの経験と持ち前の行動力を活かしLCC・格安航空会社や格安スマホなど「コスパ時代のお得」を共通のテーマに取材。日本初LCC専門ポータルサイト「LCC STYLE」編集長・ANA動画ニュース「ANA TV」監修・中部国際空港LCCポータルサイト監修。雑誌「MONOQLO」・NHKラジオなどマスメディアにも出演。書籍「LCCスタイル」(ゴマブックス社)はamazon旅行ガイド部門で1位を記録(2017年4月21日付)。