auが2016年夏の新機種・新サービスを発表しました。いがモバの注目は「AQUOS U SHV35」と「Qua phone PX LGV33」。ミドルスペックの防水スマホで、買いやすい価格になる予定。バランスの良いコスパスマホとして人気になりそうです!
auが2016年夏の新機種・新サービスを発表!

auの2016年夏の発表会(HPの配信映像より)
5月31日、auの2016年夏の新サービス・新機種の発表会が行われました。
発表会はインターネットでも生配信され、auの人気CM「三太郎シリーズ」の隠れキャラとして話題の一寸法師役が俳優の前野朋哉(まえの ともや)さん(※写真中央)と明かされるサプライズもあり、華やかなものとなりました。
これは嬉しい!au2016年夏の新サービス「世界データ定額」

auの「世界データ定額」
発表会では、会員制プログラムの「au STAR」や「長期優待データギフト」の拡充などの新サービスが発表され、中でも目玉となったのが「世界データ定額」の新設でした。
「世界データ定額」は32の国と地域でデータ通信を国際ローミングで利用する際に、24時間980円(免税)で利用できるサービスです。
「世界データ定額」で利用するローミングのデータ量は自分の契約するデータプランから差し引かれ、24時間980円以外の料金はかかりません。
料金のカウントも日付単位ではなく利用開始から24時間ずつのカウントになるので、現地に夜に到着する時など有効にデータローミングを利用する事ができます。
「世界データ定額」は対象地域がまだ限られていますが、従来の「海外ダブル定額」の最大1日2980円より大幅に安くなります。
これは他社のローミング料金やWiFiレンタル業者に大きく影響を与えるので、サービス開始予定の8月からは料金面での競争が激しくなりそうです。旅行者の私たちにとってはさらに利用しやすくなるので、業者間の良い競争を期待したいと思います。
au 2016年夏の新端末 10機種を発表!

auの2016年夏の新モデル
auの発表会では2016年夏の新端末10機種が発表されました。
このうち、サムスンの「Galaxy S7 edge SCV33」とソニーの「Xperia X Performance SOV33」は既に発表済みで、新しいスマホ4機種とタブレット1機種・ケータイ1機種・ルーター1機種が新たに登場しました。
【新スマホ】
・HTC「HTC 10 HTV32」
・シャープ「AQUOS SERIE SHV34」
・シャープ「AQUOS U SHV35」
・LG「Qua phone PX LGV33」
・サムスン「Galaxy S7 edge SCV33」※
※「Injustice Edition」はオンラインストアで限定100台
・ソニーの「Xperia X Performance SOV33」
【新色スマホ】
・京セラ「TORQUE G02 KYV35」
【新タブレット】
・LG「Qua tab PX」
【新ケータイ】
・シャープ「AQUOS K SHF33」
【新ルーター】
・ファーウェイ「Speed Wi-Fi NEXT W03 HWD34」
新端末のうち、「HTC 10 HTV32」は台湾でのレビュー記事で、「AQUOS SERIE SHV34」・「Xperia X Performance SOV33」・「Galaxy S7 edge SCV33」に関してはNTTドコモの同等モデルを実機レビューしているので参考にしてみて下さい。
au2016年夏モデル いがモバの注目は「防水コスパ」2機種!
今回新たに発表されたauの夏モデルの中で、いがモバが注目しているのが、「AQUOS U SHV35」と「Qua phone PX LGV33」の2機種です。
2つのスマホは性能が抑え目のミドルスペック機ですが、3000mAh超の大容量電池に防水とおサイフケータイ機能にも対応していて、買いやすい販売価格が設定されると予想されています。
そうなると、ユーザーが求めている価格・性能・ガラパゴス機能にマッチしたとてもバランスの良い「防水コスパスマホ」になると思います。
いがモバ注目のau2016年夏モデル「AQUOS U SHV35」

au2016年夏モデル「AQUOS U SHV35」
au夏モデルの中でいがモバが注目しているスマホの1つが「AQUOS U SHV35」(アクオス ユー エスエイチブイ サンゴ)です。
上位機種のSHV34と違って「ハイスピードIGZO」などの最新機能はありませんが、8コアCPUに2GBメモリでインターネットをするには十分な性能を持っています。
さらに、HD解像度のIGZO液晶と3010mAhのバッテリーの組み合わせで、かなり電池持ちの良いスマホになると思われます。
残念ながら赤外線通信とワンセグには対応していませんが、防水性能とおサイフケータイ機能を搭載しているので、モバイルSuicaなどを使っている人は安心して機種変更できそうです。
「AQUOS U SHV35」スペックまとめ
機種名 | AQUOS U SHV35 (公式HP) |
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---|---|---|
製造 | シャープ | |
OS | Android6.0 | |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 617 (MSM8952) 1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア |
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メモリ (RAM) |
2GB | |
容量 (ROM) |
16GB ※microSDXC対応(最大200GB) |
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画面 | 約5型IGZO液晶 (1280×720ピクセル) |
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サイズ | 約141×71×8.3ミリ | |
重さ | 約128グラム | |
電池容量 | 3010mAh | |
SIM | nanoSIM | |
カメラ | メイン 1310万画素CMOS裏面照射積層型 |
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サブ 約約500万画素CMOS裏面照射型 |
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防水 | ○(IPX5 / IPX8) | |
防塵 | ○(IP5X) | |
周波数 | LTE(VoLTE対応)/WiMAX 2+/ W-CDMA(UMTS)/GSM |
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その他 | Wi-Fi,GPS/A-GPS,Bluetooth4.2 おサイフケータイ,NFC ※ワンセグ・フルセグ・赤外線なし |
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色 | ミントブルー シルキーホワイト エレガントブラック |
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発売予定 | 6月下旬 |
いがモバ一押し!au2016年夏モデル「Qua phone PX LGV33」

au2016年夏モデル「Qua phone PX LGV33」
そしてau2016年夏モデルの中でいがモバが個人的に一押しなのが「Qua phone PX LGV33」(キュアフォン ピーエックス エルジーブイ サンサン)です。
春モデルの京セラ製 「Qua phone KYV37」は必要な機能に絞って販売価格を抑えた防水コスパスマホで、総務省の規制が始まった2月以降、auへのMNPや機種変更で価格を重視する人から人気を集めました。
後継機種の「Qua phone PX」は 「LGV33」という型番も持っていて、韓国LG製のスマホです。
韓国メーカーのスマホにあまり良いイメージを持っていない人もいるかもしれませんが、LGはグーグルのピュアandroidスマホ「Nexus 5X」を製造しているメーカーで、その派生モデルともいえる「isai vivid LGV32」はカメラの映りがとても良く、いがモバが現在愛用しているスマホです。
「Qua phone PX LGV33」もミドルスペックのスマホですが、8コアCPUに2GBメモリでネット閲覧であれば十分な性能です。
防水機能やおサイフケータイ機能にも対応していて、電池が3000mAhと大容量ながら、本体の重さが127グラムとかなり軽量です。
カメラの性能もカタログ上の数値ではメインカメラが1610万画素、インカメラが800万画素と高性能で、auもカメラ機能を売りにしているので映りの方も期待できそうです。
「Qua phone PX LGV33」スペックまとめ
機種名 | 「Qua phone PX LGV33」 (公式HP) |
|
---|---|---|
製造 | LG | |
OS | Android6.0 | |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 430 (MSM8937) 1.4GHz4コア+1.1GHz4コア |
|
メモリ (RAM) |
2GB | |
容量 (ROM) |
16GB ※microSDXC対応(最大200GB) |
|
画面 | 約5.2型IPS液晶 (1920×1080ピクセル) |
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サイズ | 約73 × 148 × 7.5ミリ | |
重さ | 約127グラム | |
電池容量 | 3000mAh | |
SIM | nanoSIM | |
カメラ | メイン 約1610万画素 | |
サブ 約800万画素 | ||
防水 | ○(IPX5 / IPX7) | |
防塵 | ○(IP6X) | |
周波数 | LTE(VoLTE対応)/WiMAX 2+/ W-CDMA(UMTS)/GSM |
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その他 | Wi-Fi,GPS/A-GPS,Bluetooth おサイフケータイ,NFC ※ワンセグ・フルセグ・赤外線なし |
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色 | ホワイト ネイビー ピンク |
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発売予定 | 7月上旬 |
毎月割や各種キャンペーンで「実質0円」に近づけばヒット間違いなし!
「AQUOS U SHV35」と「Qua phone PX LGV33」はまだ販売価格の詳細は明らかにされていません。ただ、上位機種と比べてスペックが控えめなので販売価格も差をつけてくることが予想されます。
auで機種変更やMNP時の割引キャンペーンが行われる場合には、毎月の割引「毎月割」と組み合わせて実質負担を抑えた価格設定をしてくる可能性があります。
総務省の規制後は純粋な「0円スマホ」は難しくなってしまいましたが、「実質0円」に価格を近づけることができれば、「AQUOS U SHV35」と「Qua phone PX LGV33」は今年の夏のヒットスマホになりそうです。
