1月11日、auが2017年春の新サービス・新モデルの発表会を行いました。いがモバが注目したのが、京セラの「TORQUE X01」。防水・防じん・耐衝撃性を備え、VoLTEやワンセグ・おサイフにも対応した最強タフネスケータイです!
auが2017年春の新サービス・新モデルを発表!

きょう生中継された発表会の様子(auのHPより)
きょう1月11日、auが2017年春の新サービスと新端末の発表を行いました。発表会の様子はきょう正午から公式HPやニコ生、LINE LIVEなどで生配信されたので、ご覧になった方も多いと思います。
料金面では2017年のauの学割キャンペーンとして、5分以内の国内通話かけ放題と月間3GBまでの高速データ通信が※月額2980円(税抜)~で使える「学割天国U18」などが発表されました。(※auスマートバリューの加入が条件)
去年はデータ量の増量を前面に押し出しましたが、2017年のauの学割は格安スマホの料金を強く意識した内容となっています。
auの2017年春の新モデルは7機種!

auの2017年春のラインアップ(HPより)
そして気になる新モデルですが、auの2017年春モデルはスマホが3機種、ケータイが1機種、ルーターが2機種、データストレージの1機種の計7機種が発表されました。詳しいスペックなどは公式HPのリンクを張ったので合わせてご覧ください。
スマホ
- rafre KYV40 (京セラ)
- miraie f(ミライエ フォルテ)
- AQUOS SERIE mini SHV38 (シャープ)
ケータイ
- TORQUE X01 (京セラ)
その他
- Speed Wi-Fi NEXT W04 (WiMAX 2+ルーター)
- Speed Wi-Fi HOME L01 (据え置き型WiMAX 2+ルーター)
- Qua station (自宅用データストレージ)
いがモバ注目はタフネスケータイ「TORQUE X01」

タフネスケータイ「TORQUE X01」(京セラのHPより)
au2017年春モデルの中で、いがモバが注目しているのが京セラの折りたたみ式ケータイ「TORQUE X01」(トルク・エックスゼロイチ)です。久しぶりにケータイで刺激的なモデルが登場しました。
auから発売された「タフネスケータイ」は2010年のNECカシオが販売した「G’zOne TYPE-X」(CAY01)が最後だったので、約6年ぶりの復活です。G’zOneを今でも愛用している方は多いと思いますが、その方々にとって待望の後継機種の発売となります。
新しい「TORQUE X01」は、4GLTEの高速通信やVoLTEの高品質の通話・無線LANなど最新の通信技術を採用していて、赤外線・おサイフケータイ・ワンセグ機能も搭載しています。タフさはそのままで、中身が最新のいわば「最強のタフネスケータイ」なんです。
見るからにタフそうな「TORQUE X01」

「TORQUE X01」の本体(京セラのHPより)
こちらが「TORQUE X01」の本体写真です。う~ん、見るからにタフそう!

随所にタフネスが込められている「TORQUE X01」(京セラHPの写真を再配置)
本体の角にはダメージから保護するエラストマー製バンパーが施されています。ラフに扱っても大丈夫なようにカメラまわりもしっかり保護されています。
文字キーはグローブをしていても押しやすいように出っ張っています。ちなみに受話口の両サイドにあるのはデュアルフロントスピーカーで、雨風の強い時でも聞き取りやすいように100デシベルの大音量が出るそうです。
大音量スピーカーを活かした「ホイッスル」や「クマ鈴」の音を流す機能もあるそうで、音の分野にも使用シーンを想定した配慮がある事にビックリしました。
「TORQUE X01」は米国国防総省のMIL規格18項目に準拠!

「MIL-STD-810G」18項目に準拠(HPより)
タフさを売りにした「TORQUE X01」。米国国防総省が定めたMIL規格(MIL-STD-810G)の18項目に準拠していて、防水・防じん・耐衝撃性や、耐振動・耐氷結性能なども備えています。
以下、京セラの公式HPに掲載されているMIL規格の項目について紹介します。
MIL規格について(京セラ公式HPより)
防水(風雨、浸漬、雨滴) | 降雨量1.7mm/min、6方向各30分間の降雨及び、約1.5mの水中に30分間浸漬、高さ1m雨滴(15分)の防水試験を実施。 | |
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防塵 | 連続6時間(風速8.9m/sec、濃度10.6g/m3)の粉塵試験を実施。 | |
耐衝撃(落下、衝撃) (※京セラ独自試験) |
MIL-STD-810G Method 516.7:Shock-Procedure IVに準拠した試験、および高さ1.8mから鉄板・コンクリートに製品を26方向で落下させる京セラ独自試験を実施。 | |
耐振動 | 3時間(3方向各1時間/20~2,000Hz)の振動試験を実施。 | |
耐日射 | 連続20時間1,120W/㎡の日射後、4時間offを10日間繰り返す試験を実施。 | |
防湿 | 連続10日間(湿度95%RH)の高湿度試験を実施。 | |
温度耐久(高温動作/保管、低温動作/保管、温度衝撃) | 動作環境:-21℃/50℃で各連続3時間、保管環境:-30℃/60℃で各連続4時間、-21~50℃の急激な温度変化で連続3時間の温度耐久試験を実施。 | |
低圧対応(低圧動作/保管) | 連続2時間(57.2kPa/高度約4,572m相当)の低圧動作/保管試験を実施。 | |
耐氷結(氷・低温雨/凍結-融解) | -10℃で結露や霧を発生させ1時間維持し、25℃、95%RHで動作確認及び、-10℃の冷却水で6mm厚の氷が張るまで氷結させる試験を実施。 |
スマートウォッチ代わりに使える?便利なサブディスプレイ

「TORQUE X01」のサブディスプレイ
G’zOne時代にケータイのサブディスプレイを時計代わりに使っていた方も多いと思います。
「TORQUE X01」も円形のサブディスプレイを備えていて、気温・方位・高度など様々な情報を表示する事ができます。これ、アウトドアをやる方にとってはかなり便利なのではないでしょうか?

アウトドアで役立つ情報を表示・サブディスプレイにも表示可能
さらに気温などのセンサーの情報は、設定で毎時0分と30分に読み上げることも可能です。前述の大音量スピーカーがあるので屋外で活躍しそうですね。
もちろんアウトドアをがっつりする方だけでなく、歩数計なども備えているので普段使いにも便利です。
「TORQUE X01」の発売日は?

「TORQUE X01」発売予定は2017年2月下旬(auのHPより)
そして気になるのが「TORQUE X01」発売予定ですが、現在のところ2月下旬以降となっています。
公式HPのいくつかの画像には本体の表示が「2017年2月19日」となっていたので、その日付が一つの目安となりそうです。
価格はまだ発表されていませんが、お求めやすい価格設定であれば他社ガラケーユーザーの乗り換え候補にもなりそうです。今から発売が楽しみですね!
「TORQUE X01」スペックまとめ
機種名 | 「TORQUE X01」 (京セラ公式HP) | |
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製造 | 京セラ | |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 210 MSM8909 1.1GHz(4コア) |
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メモリ (RAM) |
1GB | |
容量 (ROM) |
8GB ※microSDHC対応(最大32GB) |
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画面 | <メイン> 約3.4インチ FWVGA TFT液晶 (480×854) <サブ> あり |
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サイズ | 幅約54×高さ約118×厚さ23.3(最厚部約24.9)ミリ | |
重さ | 約183グラム(暫定値) | |
電池容量 | 1,500mAh(暫定値) | |
SIM | nanoSIM | |
カメラ | <メイン> 約1,300万画素CMOS |
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<サブ> インカメラ無し |
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防水 | IPX5/8 | |
防塵 | IP6X | |
耐衝撃など | MIL-STD-810G 18項目準拠 | |
周波数 | ※周波数は現段階で公開されず 同メーカーのLTEケータイ GRATINA 4Gの対応バンドを紹介 FDD-LTE band1(2.0GHz)/band18・26(800MHz) 3G(W-CDMA) band1 GSM対応 |
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その他 | VoLTE対応 GPS WiFi(IEEE 802.11b/g/n2.4GHz) Bluetooth4.1 対応プロファイル ワンセグ 赤外線 おサイフケータイ 緊急速報メール 歩数計 |
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色 | シルバー レッド |
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発売日 | 2017年2月下旬予定 |
