ASUS JAPANが年末年始に開催した「ZenTour 年末年始大感謝祭」。参加者プレゼントのSIMフリースマホ「Zenfone3」を持って北海道・函館でカメラ機能を検証してみました。果たして旅行のデジカメ代わりになったのでしょうか?
ASUSの中の人と触れ合える「ZenTour」

「ASUS ZenTour年末年始大感謝祭」でASUS JAPANのKnight氏と
ASUS JAPANが年末年始に名古屋・大阪・東京で開催した「ZenTour 年末年始大感謝祭」。
ASUS JAPANのYouTubeでおなじみのKnight氏らと直接触れ合い、製品にかける思いを聞くことができました。
参加者全員に「Zenfone3」をプレゼント!

参加者にZenfone3をプレゼント
このイベントでは、なんと参加者全員にASUSの人気SIMフリースマホ「Zenfone3」をプレゼント!太っ腹な神イベントでした。
いがモバは去年6月の「COMPUTEX TAIPEI 2016」で一足早く実機をレビューしていましたが、日本での発売が予想していたより大幅に遅れたこともあって購入するタイミングを逃していました。
ちょうどメイン機のLGV32が壊れてしまったこともあり、せっかくの機会なのでしばらく「Zenfone3」をメインで使ってみることに。
カメラ機能に力を入れた「Zenfone3」

Zenfone3のカメラのスペック
「ZenTour 年末年始大感謝祭」では、ASUS JAPANのKnight氏らが「Zenfone3」で特に力を入れたという「カメラ」について詳しくプレゼンテーションしてくれました。
メインカメラの画素数は1600万画素、レンズの明るさを示すF値は2.0と明るいレンズを使っています。プレゼンでは深く触れていませんでしたが、センサーはソニー製の「IMX298」というものを採用しています。
インカメラは800万画素で、レンズの明るさを示すF値は2.0とこちらも明るいレンズです。

Zenfone3は高速オートフォーカスが特徴
さらにZenFone3は焦点を合わせるスピードが大幅に進化しています。
「像面位相差オートフォーカス(PDAF)」、「第2世代レーザーオートフォーカス」、「コンティニュアスオートフォーカス」の3つを組み合わせて最速約0.03秒で焦点を合わせることができるとアピールしています。
さらには4K動画も撮影できるのですが、これはまだちょっと生かす場面が少ないかも知れないですね。

手振れ補正機能も
そして手振れ補正もかなり強力。
静止画撮影時は4軸の光学式手ぶれ補正(OIS)、動画撮影時は3軸の電子式手ぶれ補正(EIS)で手振れを抑えます。
Zenfone3のカメラは旅のデジカメ代わりになる?

北海道・函館でZenfone3のカメラ機能をレビュー
力を入れたという「Zenfone3」のカメラ機能。はたして実際の利用シーンで実感することができるのでしょうか?
いがモバは1月23日~26日にLCC関連の先行取材で北海道・函館を訪れたので、実際にZenfone3のカメラで函館の街を撮影してみました。デジカメ代わりになるくらいの写真は撮れたのでしょうか?
では早速ご覧ください!
すべてZenfone3のカメラで撮影!カメラレビュー@函館

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
北海道・函館へはエアドゥ便を利用。早朝で少し暗い機内ですが、Zenfone3のカメラは頑張って明るく撮影できています。

Zenfone3で撮影・HDRON・サイズ縮小のみ
いがモバが訪れた期間は天気に恵まれ、雲一つない青空です。
空の明るい部分に合わせると日影が黒くつぶれてしまうので、HDR(ハイダイナミックレンジ合成)撮影をONにすると鮮やかに撮影できました。
引きの絵ならばデジカメで撮ったといっても分からないクオリティですよね。

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
金森赤レンガ倉庫群です。レンガの感じも良く撮影できています。

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
場所は変わって、元町エリアにある「函館ハリストス正教会」へ。 日本初のロシア正教の教会で、函館のシンボルとなっています。
こちらも良く撮れています。

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
雪の中に紫色の鮮やかな花が。
花にタッチするときちんとそこにフォーカスが合い、後ろがぼけた雰囲気のある写真が撮れました。接写も大丈夫ですね。

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
せっかく函館に来たので、ロープウェイに乗って函館山の展望台へ。
展望レストランからZenfone3のカメラでパシャリ。よく撮れています。

Zenfone3インカメラで撮影・サイズ縮小のみ
観光地あるあるですが、観光地に来ると自撮りを撮ることも多いと思います。800万画素のインカメラで撮影してみました。
美肌モードもあるので30代おっさんのいがモバのシミ・しわもごまかしてくれました(笑)。広角レンズなので、腕を伸ばして撮るだけでこのサイズで撮影できました。自撮り棒いらずかも。

夜景モードに切り替え
Zenfone3にはオート撮影だけでなく撮影のシーンに合わせたモードに切り替えることもできます。
せっかく「100万ドルの夜景」と称される函館山まできたので、Zenfone3の夜景モードに切り替えて撮影してみます。

Zenfone3夜景モードで撮影・サイズ縮小のみ
こちらがZenfone3の夜景モードで撮影した函館山からの夜景です。
スマホ本体をしっかり押さえていれば、手持ちでもこんな写真が撮れちゃいます。

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
麓に下山した後は函館名物レストランの「ラッキーピエロ」、愛称ラッピへ。
今や函館の一大チェーン店であるラッキーピエロですが、写真の「ベイエリア本店」は第1号店。
夜の街に目立つ鮮やかな店構えをzenfone3で綺麗に撮影できました。

Zenfone3で撮影・サイズ縮小のみ
そして最後はラッキーピエロの名物メニューである「チャイニーズチキンバーガー」(350円)で腹ごしらえ。
甘辛いジューシーなチキンがごろっと挟まったボリュームのあるバーガーです。
こちらもバッチリピントが合って美味しそうに撮影できました。
失敗ショットが少ない!旅カメラにもなるZenfone3

想像以上にカメラ機能が良かったZenfone3
北海道・函館を旅しながらZenfone3で撮影した写真はいかがだったでしょうか?
WEB掲載の関係上サイズを縮小していますが、デジカメで撮影したようなクオリティの高い写真が撮れていることが分かると思います。
先ほど紹介したオートフォーカスの速さと手ぶれ補正の合わせ技で、失敗ショットが少ない事も印象的でした。深く考えす気軽にパシャパシャ撮っても、きれいな写真が撮れる気持ちの良いカメラでした。
ズームが必要ない場面であれば、Zenfone3のカメラだけで十分旅の思い出を残すことができます。
この春に格安スマホデビューをする方も多いと思いますが、カメラの性能が良くて価格が安いスマホを探している方はぜひZenfone3もチェックしてみてくださいね!
ZenFone 3 (ZE552KL) スペックまとめ
品名 | ZenFone 3 (ZE552KL) 公式HP |
---|---|
OS | Android6.0 (ASUS ZenUI 3.0) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz・8コア・ 64bit |
GPU | Adreno 506 |
メモリ (RAM) |
3GB/4GB |
容量 | 32GB/64GB (microSD 最大128GB) |
画面 | 5.5型フルHD IPS液晶 (1920×1080) Corning Gorilla Glass2.5D 10点マルチタッチ式 |
カメラ | メイン:1600万画素 レーザーオートフォーカス デュアルLEDフラッシュ 光学式手ぶれ補正(OIS) F値2.0 フロント:800万画素 F値:2.0 |
電池 | 3000mAh(内蔵型) |
その他 | 無線LAN 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth4.2 USB Type-C 指紋認証 |
SIM | SIM1:Micro SIM2:nanoSIM※ (※microSD兼用) どちらもLTE対応 4G&3Gの同時待受OK |
通信 | (台湾・日本・香港版) LTE Cat6対応 FDD-LTE Band 1/2/3/5/7/8/18/19/26/28 TDD-LTE Band 38/39/40/41 W-CDMA Band 1/2/5/6/8/19 GSM 850/900/1800/1900MHz |
寸法 | 152.59×77.38×7.69ミリ (高さ×幅×厚さ) |
重さ | 155g |
本体色 | サファイアブラック パールホワイト |
定価 | 39,800円(税抜) |
