iPhone6も一括0円!MNPで10万円も節約!?

前回の記事でMNP予約番号の発行について紹介しましたが、いざ家電量販店などのお店に行くと、「MNPで一括ゼロ円」の値札がたくさんある事に気が付きます。定価で数万円するスマホの本体代金を、MNPで乗り換えて来てくれる人に「一括ゼロ円」で販売しているんです。今回はMNPを使ったお得な携帯会社の乗り換えについて紹介します。

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MNPで乗り換えだとiPhone6も「一括ゼロ円」!

今年の2・3月に続いて、夏になると再び携帯各社がMNPで乗り換えた客に対してiPhone6の安売りを始めました。各社少しずつ条件は違いますが、iPhone6の16GであればMNPで乗り換えた人に、本体代金を「一括ゼロ円」で販売する店が多くあります。

auの場合、iPhone6 16GBの定価は73440円ですが(9月3日現在)、これが乗り換えるだけで「一括ゼロ円」で手に入るのです。(各種オプションなどは販売店によって別途有り。)

「一括ゼロ円」で買うと2年で12万円節約!?

本体代金を「一括ゼロ円」で契約すると、機種代金がかからないのはもちろん、毎月の料金もさらにお得になる場合があります。

各社「毎月割」「月々サポート」などと呼び方が違うのですが、機種ごとに決められた金額が毎月の料金から引かれます。これは元々、機種代金を分割で払う際に料金が高額にならないよう相殺されるように作られた割引で、機種代金を「一括ゼロ円」で買っておくと、その割引が料金からさらに引かれます。すると、毎月の料金が驚きの金額に!

iphone6 16GBの場合
(他社からauにMNPで乗り換え)
LTEプラン 934円
LTE NET 300円
LTEフラット 5,700円
毎月割 -2,445円
auにかえる割Plus
(9月9日までのキャンペーン)
-934円
合計(税抜) 3,555

MNPで乗り換えた場合、機種がゼロ円で貰えるだけでなく、毎月の割引もついて、3千円台で新品iPhone6が持てちゃうのです。家の固定回線がau光だと、auスマートバリューという割引でそこからさらに1410円引きで割引を受けることもできます。その場合、毎月の料金は驚愕の2,145円+税です。

【実質ゼロ円で機種変更した時と料金を比べてみる】

NTTドコモ
シャープ SH-04Gに機種変更
カケホーダイ(スマホ) 2,700円
SPモード 300円
パケット定額
(5GB)
5,000円
機種代金
(54432円を24回分割払い)
2,268円
月々サポート(24回) -2,268円
合計(税抜) 8,000

上記は以前の記事で紹介した「実質ゼロ円」で機種変更した際にかかる毎月の料金です。機種変更だと2年間毎月8,000円かかるのに比べて、MNPで「一括ゼロ円」で乗り換えた際は2年間3,555円台で使えるとなると、毎月にして4,445円、2年間で106,680円も節約できるんです!合計金額にしてみると、海外旅行に行けちゃいそうな金額ですよね。

なぜMNPだと「一括ゼロ円」なの?

なぜ携帯各社はMNPの客にここまでのサービスをするのでしょうか?携帯電話の契約数が1億5千万台を超えて、「1人に1台」以上の普及となった今、新しい契約を獲得する為には、他社から奪い取ってくる事が重要になっているからです。

MNPで1人の客を乗り換えさせると、自分の会社の契約が「1」増え、乗り換え元の会社の契約が「1」減ります。つまりトータルで見るとプラス「2」の効果があるのです。

そこで各社「一括ゼロ円」で機種を提供して、乗り換えをしてもらえるようにアピールしているのです。iPhone6に関しては、iPhone6s(名称は仮)の発売を前にしての在庫処分の意味合いもあると思います。時期によっては機種代金を「一括ゼロ円」にするだけでなく、キャッシュバックを付けて乗り換えを促している会社もあります。行き過ぎたキャッシュバックが問題となった事もありました。

既存の契約者が高い料金を払っている一方、乗り換えしてきた人は安い料金で、しかも新品のスマホを手に入れている。正直、これは今の日本の携帯電話市場の歪みを表していると思います。でも消費者にとっては、これを賢く使わない手はありません。この記事を読んだ人の一人でも多くの人がお得な料金になれば、自分もうれしいです。

「一括ゼロ円」の際の「購入サポート」に注意!

MNPで会社を乗り換える際に「一括ゼロ円」で機種を提供する代わりに、「端末購入サポート」、「一括購入割引」として、途中でプランの変更や解約・転出をした場合、端末代金を割り引いた分を違約金として請求する制度を行っている会社があります。

これは端末をゼロ円で手に入れた後、すぐに転売し、他社に乗り換えてしまう、という事を防ぐために導入されています。ただ、普通に2年間の契約満期まで使う分には全く影響はない制度なので、自分の希望する機種の「一括ゼロ円」にどのような条件が付いているのかは、しっかり確認して契約することをお勧めします。

いがモバ
MNPをうまく使うと本当にお得にスマホが持てます。次回の記事では料金節約のもう一つの大きな味方、「格安SIM」についてお伝えしていきます。
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ABOUTこの記事をかいた人

LCCジャーナリスト・メディアディレクター 五十嵐 貴文

元報道ディレクターの経験と持ち前の行動力を活かしLCC・格安航空会社や格安スマホなど「コスパ時代のお得」を共通のテーマに取材。日本初LCC専門ポータルサイト「LCC STYLE」編集長、ANA動画ニュース「ANA TV」監修、中部国際空港LCCポータルサイト監修。雑誌「MONOQLO」・NHKラジオなどマスメディアにも出演。書籍「LCCスタイル」(ゴマブックス社)はamazon旅行ガイド部門で1位を記録(2017年4月21日付)。