フリーテルの新スマホ「Priori3 LTE」。SIMフリー&LTE対応で税抜12800円と価格破壊を起こす革命的存在です。今日は「Priori3 LTE」の中身を徹底レビュー!HDR撮影で綺麗な写真が撮れてサクサク動く良スマホでした!
価格破壊で話題沸騰中「Priori3」
11月20日に発売されたフリーテルのSIMフリースマホ「Priori3 LTE」(プリオリ・スリー・エルティーイー)。
税抜き12800円という激安価格は、LTE対応のSIMフリースマホとしては発売時点で最安値!価格破壊を起こした革命的なスマホとして「Priori3 LTE」が今、話題沸騰中なんです。
今日はこの「Priori3 LTE」の中身について紹介していきます。
ほぼ素のAndroid5.1

Priori 3 LTEの端末情報画面
「Priori3 LTE」はOSにAndroid5.1を採用しています。

Priori 3 LTEのホーム画面
ホーム画面は素のAndroid5.1に近い状態です。Nexus5などを使ってきた人にはおなじみの画面ですね。

Priori 3 LTEのアプリ一覧
「Priori3 LTE」に初期状態でプリンストールされているアプリは少なく、殆ど素の状態です。無駄なものが入っていないので好印象。
唯一フリーテルらしさがあるのは通話料を半額にする「半額でんわ」のアプリぐらいです。(利用には登録が必要)
空き容量・空き容量は?

初期状態でのROMの空き
「Priori3 LTE」の本体の容量(ROM)は8GBと少なめです。その為、初期状態での空き具合が気になりますよね。
「Priori3 LTE」は初期の状態で空き容量が約3.7GBでした。あまり空きは多くありません。
Android5.1を採用していて、現状ではアプリをSDカードに移すことが出来ないので、ダウンロードサイズの大きなアプリを動かすのは厳しそうです。

初期状態での空きRAM
そして、「Priori3 LTE」の初期状態での空きメモリ(RAM)は約580MB。
搭載しているメモリは1GBなので、空きメモリは割と多い状態でした。実際の動作もサクサク動きます。
無駄なプリインストールアプリが無い事が、良い影響を与えているのかもしれませんね。
嬉しいGoogle日本語入力標準搭載

初期設定の日本語入力ソフトは「Google日本語入力」
「Priori3 LTE」の日本語入力ソフトは標準で「Google日本語入力」が入っています。
いがモバは普段「Google日本語入力」でスマホの日本語入力をしているので、これは嬉しいサプライズでした。
Bluetoothテザリングに対応!

Bluetoothテザリング対応
「Priori3 LTE」はWi-Fi・USBだけでなく、Bluetoothテザリングにも対応しています。
本体もコンパクトなので、小型のモバイルルーター代わりに使う人にもぴったりかもしれません。
画面トントン&ラジオ機能付き

ユーザー補助の設定画面
「Priori3 LTE」は画面をトントンと2回触って画面をONにする機能が付いています。
LGやソニーの端末などに搭載され、いがモバもお気に入りの機能が「Priori3 LTE」にも付いていたのは嬉しい発見でした。

FMラジオのアプリ画面
そして、何気に凄かったのがFMラジオ。価格が安いのでラジオの品質には期待していなかったのですが、かなりクリアに綺麗な音が出ます。
本体がコンパクトなので、「Priori3 LTE」を音楽プレーヤー&ラジオ&YouTubeなどのメディアプレーヤー代わりに購入するのもアリかもしれませんね。
タッチパネル問題は?

グーグルマップの画面
「Priori3 LTE」のタッチパネルは最大2点まで感知する方式です。
前機種のPriori2ではタッチパネルの精度にバラつきがあり問題になりましたが、いがモバが触った限りではグーグルマップの拡大縮小も問題なく、「Priori3 LTE」のタッチパネルは普通に使えました。
一番心配していた部分だったので、一安心です。
まさかの良カメラ!HDR撮影が綺麗!
「Priori3 LTE」は800万画素のカメラを搭載してます。ただ、本体の値段が激安なので、その画質には期待していませんでした。
でもいざ撮影してみると、思いのほか綺麗な写真が取れる良いカメラだったんです!

HDR撮影オフ・サイズ縮小加工のみ
「Priori3 LTE」のカメラで撮影したのは、11月19日に渋谷の公園通りにオープンしたばかりの丸井グループの「渋谷モディ」です。
撮影した25日は雨で、大型モニターにカメラが明るさを合わせているので、暗い所が潰れてしまっています。

HDR撮影オン・サイズ縮小加工のみ
そこで、HDR撮影をオンにしてみると、手持ち撮影にも関わらず、かなり綺麗な写真が撮れました。
さっきは黒く潰れていた入り口周辺の様子が分かるようになっています。
「Priori3 LTE」に搭載されたカメラモジュールは結構良いものなのか、HDR撮影がかなり優秀で、どんどん撮影できます。
旅行の時もちょっとしたスナップ撮影ならこれ1台でこなせちゃいそうです。

インカメラで撮影・サイズ縮小のみ加工
「Priori3 LTE」のインカメラは約200万画素。撮影してみると綺麗な写真が撮れました。色味も自然です。
「Priori3 LTE」は公式ページでもカメラの高画素化をアピールしていますが、本当にパワーアップしているのが良く分かりました。
頭の良さは?AnTuTuベンチマークで調べてみた

AnTuTuベンチマークのデバイスインフォの画面
次に「Priori3 LTE」の頭の良さを調べる為に、Antutuベンチマークをインストールしました。
使用しているデバイスを表示する画面を見てみると、チップセットに台湾のMediaTek社の「MT6735M」が使われている事が分かりました。
「MT6735M」は1GHzのクアッドコアCPUを搭載していますが、実際にリアルタイムの様子をみてみると、利用していない時は4つのコアのうち3つがしっかり休んでいたので、電池持ちにも良い影響を与えてくれそうです。

AnTuTuベンチマークのスコア
Antutuベンチマークのスコアは20750でした。
最新の機種と比べると数値は低いですが、このスマホの12800円という値段を考えたら、凄いコスパだと思います。
ネットやLINEなどは何の問題も無くサクサク動きます。
あのゲームも遊べる!

パズル&ドラゴンズのゲーム画面
人気ゲームアプリのパズドラも「Priori3 LTE」で遊ぶ事が出来ました。2点式のタッチパネルでも問題なく遊べました。
ただ、本体の容量が少ないので、ゲームなどをダウンロードする際はアプリの大きさに注意して下さいね。
Priori3 LTE スペックまとめ

機種名 | Priori3 LTE(FTJ152A) |
---|---|
OS | Android 5.1 |
プロセッサ | クアッドコア 1.0GHz(64bit対応) |
RAM | 1Gバイト |
ROM | 8Gバイト (microSDXC128Gバイトまで対応) |
画面 | 約4.5インチ 480×854ピクセル |
カメラ | メイン:約800万画素CMOS サブ:約200万画素CMOS |
電池 | 2100mAh(取り外し可) |
サイズ | 高さ132mm×幅65mm×厚さ8.9mm |
重さ | 約120g |
カラー | マットブラック パールホワイト ルビーレッド ヌーディーベージュ ミントブルー ビビットオレンジ |
電波 | LTE:Band 1/3/8/19 W-CDMA:Band 1/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz |
Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n (2.4・5GHz対応) |
Bluetooth | Version4.0 LE対応 対応プロファイル: HID, DUN, OPP, SPP, HSP, HFP, A2DP, AVRCP, HDP, PBAP |
SIM | 標準SIM ・microSIMの2スロット |
その他 | GPS搭載 (A-GPS対応) 加速度センサー 近接センサー 光センサー e-compass |
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FREETEL
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【11月27日追記】「Priori3 LTE」を香港でプリペイドSIMを入れて使ってみました。香港でも現地の高速LTEに繋がり、2つのSIMスロットで通信会社を使い分けることも出来ました。海外旅行に便利です!