前回の記事でドコモの携帯アドレスを残したまま格安SIMにMNPする裏技をお伝えしましたが、今回はau・ソフトバンクの場合のテクニックを紹介したいと思います。鍵になってくるのは【ルーター】です。
パケット定額を外して、ルーターの活用で実質1台持ちに

上に図にしてまとめてみました。今使っている携帯会社のパケット定額を外して通話プランとメールアドレスのプランのみにします。パケット定額の代わりに、格安SIMを入れたルーターのWi-Fiを使うというのが今回のテクニックです。ルーターをカバンの中に入れてしまえば、手元はスマホ一台のみで済みます。番号もアドレスもそのままでデータ通信に格安SIMを活用します。
auの場合
音声プランのLTEプラン+LTE NET(メールアドレス維持の為 )のみにして、ここに格安SIMを入れたルーターを組み合わせます。
au | |
---|---|
LTEプラン | 934円 |
LTE NET | 300円 |
ルーター(楽天モバイルの場合) | |
月3.1GBプラン (データのみ・SMSなし) |
900円 |
合計(税抜) | 2,134円 |
ソフトバンクの場合
ソフトバンクのスマホの場合は一部の契約を除いてパケット定額を外すことが出来ませんでしたが、新しく始まった通話し放題の【スマ放題】プランでは、表立っては書いてありませんがパケット定額を外すことが出来ます。
パケット定額を外した後は、androidの人はSoftbankメールアプリで、iPhoneの人はi.softbank.jpのメールをWi-Fiで送受信することが可能です。i.softbank.jpのメールは携帯メール扱いなので、PCメールの受信拒否をしている人にも送信することが出来ます。ソフトバンクのiPhoneで通信料を安くしたい人はi.softbank.jpのメールの活用も検討してみて下さい。
毎月の料金は以下のようになります。
ソフトバンク | |
---|---|
スマ放題 | 2,700円 |
S!ベーシックパック | 300円 |
ルーター(楽天モバイルの場合) | |
月3.1GBプラン (データのみ・SMSなし) |
900円 |
合計(税抜) | 3,900円 |
格安SIMが入る2台持ちに便利なおすすめルーターはこれ!

今回の2台持ちを快適にするには、ルーターの電池持ちが重要になってきます。今発売されているルーターの中で、お得な価格・電池の容量が大きい・評判がいい、コスパの良い機種はドコモのL-01Gという機種です。
ドコモで販売されている機種ですが、amazonなどでは通信契約なしで新品の本体のみを購入できるので、ここに格安SIMを入れて、アクセスポイントの設定をするだけで快適なWi-Fi環境を作ることが出来ます。
