フリーテルの「Windows 10 Mobile」搭載スマホ「KATANA01」。税抜12800円の激安価格で、Win10スマホのお試しにはぴったり!未対応のアプリや動作が重い部分もありますが、使う人の「研ぎ方」次第で「名刀」になる予感!
待望の「Windows 10 Mobile」搭載スマホ
11月30日にフリーテルが発売した「Windows 10 Mobile」搭載のSIMフリースマホ「KATANA01」(カタナ)。価格は製品発表時より7000円も値下げした税抜12800円の激安価格!いがモバはWin10スマホのお試しで早速購入しました。
Windows10で見慣れた画面がスマホに!

「KATANA 01」のホーム画面
「KATANA01」のホーム画面は、Windows10でおなじみのタイルUIがそのまま使われています。
良く使うアプリやブックマークを自分の好きな位置・サイズで置くことが出来ます。
初期状態の空き容量は?

初期状態の空き容量
「KATANA01」の本体の容量は8GBですが、初期状態での空き容量は約3GBです。
空き容量が少ないので、容量が大きくなりがちなOfficeのパワーポイントなどの保存はmicroSDカードに入れた方が良さそうです。
クラウドで常にPCと同じ環境に!

Microsoftアカウントのサインイン画面
「Windows 10 Mobile」ではMicrosoftアカウントが重要な役割を果たしています。
iPhoneのAppleIDやAndroidのGoogleアカウントと同じようにMicrosoftアカウントを入れておくと、メールやファイルなどが常に同期されます。
家のPCがWindowsの環境の人はかなり便利なのではないでしょうか?
スマホ上でOfficeが編集可能!

Word Mobileの画面
「KATANA01」にはOffice Mobileが搭載されています。
メールに添付されたWordやExcelといったOfficeファイルをスマホ上で確認・編集することが出来ます。

Word Mobileの編集画面
作成中のファイルは二本の指で拡大することも出来ます。
スマホの小さな画面でも、確認したい場所や修正したい場所を大きくしながら直すことが出来ます。
アプリは少なめ。これからの充実に期待

「Windowsストア」の画面
アプリは「Windowsストア」からダウンロードします。

無料アプリの一覧の一部
有名どころのアプリは一通りありますが、アプリの数自体が少ないです。
【12月2日6時追記】サーバー殺到のLINEも無事にインストール!

LINEが対応
1日の昼までは対応機種で無い為インストール出来なかったLINEが対応したようです。インストールのボタンが押せるようになっていました。

サーバーが繋がらず
ただ、インストールしようとするとアクセスが殺到しているせいか、LINEがダウンロードできません。

「KATANA01」のLINEの画面
【12月2日午前6時追記】その後無事にサーバーが繋がり、LINEが無事にインストール出来ました。
まだまだ対応アプリの少ない「Windows 10 Mobile」ですが、デスクトップ版のアプリ(一部)も動く事が売りの一つなので、今後対応アプリは広がってくると思います。
地図は改善!

マップアプリの画面
Win8時代に使い物にならないと酷評だった地図アプリはかなり改善しています。
屋外にいる時はGPSでしっかり位置情報を確認出来ました。
Win版Siri!音声認識「Cortana」が目玉機能!

「Cortana」(コルタナ)の画面
「Windows 10 Mobile」の新機能の目玉が音声認識機能の「Cortana」(コルタナ)です。
音声認識の精度がどの位なのか、試しに「渋谷の天気は」と問いかけると。。。?

「Cortana」(コルタナ)の認識結果
このようにバッチリ言葉を認識して、渋谷の天気予報を表示してくれました。
ネットに繋がっていれば、リアルタイムで精度の高い音声認識をしてくれるので、「Cortana」は予想以上に面白い機能でした。
SIMはダブルスロット!両方LTE対応
「KATANA01」はmicroサイズのSIMスロットが2つあります。
SIM2の方が2G という表記になっていますが、フリーテルによると印字ミスでこのスロットもLTEが使えるとの事。
一応念のために、LTEが使えるかNTTドコモのSIMを入れて切り替えてみる事にしました。

SIMの設定画面
最初にSIM1にフリーテルのSIMを入れてあるので、何も設定せずに自動でネットに繋がっています。
データ通信をSIM2に切り替えるには、「このSIMカードの携帯データネットワークを使う」の項目でSIM2に入っているものを選択します。

SIMの切り替え中の画面
すると、いったん本体のデータ通信がOFFになり、SIMの切り替え作業に移ります。

切り替え後の画面
1分掛からないくらいでSIMの切り替えが完了します。
SIMのAPN設定が正しければデータ通信が始まります。ドコモの場合、モぺラのAPN設定が最初から入っていたので、その項目を選択するだけで繋がりました。
このように無事に「KATANA01」はSIM2のスロットにいれたSIMでもLTE通信が出来ました。
マウスで劇的改善!使い方次第で「名刀」に?
残念な事に、「KATANA01」のタッチパネルはあまり性能が良くありません。文字入力ソフトとの相性もありますが、文字入力の時にタッチの取りこぼしなどが起きて、少しイライラするかもしれません。
そこで試しにBluetoothのマウスを認識させてみると、操作感が劇的に改善したんです!マウスの右クリックでPCと同じようにコピーなどが出来て、ホイールでスクロールも出来ます。ウェブブラウジングが快適になります。
本来のスマホの利用方法とは違ってきてしまうかもしれませんが、マウスやキーボードを認識させると、超小型のタブレットのように利用する事が出来ます。
このように、スマホとしての利用はまだまだAndroidやiPhoneには敵いませんが、今後のOSのバージョンアップや、設定の工夫次第で便利なスマホになりそうです。
「KATANA01」スペックまとめ
機種名 | FTJ152E-katana01 (公式HP) |
---|---|
OS | Windows 10 mobile |
プロセッサ | Quad core 1.1GHz |
RAM | 1Gバイト |
ROM | 8Gバイト (microSDHC32Gバイトまで対応) |
画面 | 約4.5インチ 854×480ピクセル |
カメラ | メイン:約500万画素AF サブ:約200万画素FF |
電池 | 1700mAh(取り外し可) |
サイズ | 高さ132.8mm 幅66.3mm 厚さ8.9mm |
重さ | 約132g |
カラー | 黒 (他の色のカバーは後日発売) |
電波 | LTE:Band 1 / 3 / 8 / 19 ※Band3は海外で大活躍 W-CDMA:Band 1 / 6 / 8 / 19 GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz |
Wi-Fi | IEEE 802.11/b/g/n |
Bluetooth | Version4.0 LE対応 対応プロファイル: SPP,A2DP,HFP,HSP, FTP,DUN,HID,MAP, GAP,SAP,OPP,SDP, AVCRP,PAN,PBAP |
SIM | microSIM ・microSIM 2スロット |
その他 | GPS搭載 (A-GPS対応) 加速度センサー 近接センサー 光センサー e-compass |
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