auもコスパ重視路線へ!2016年の春モデルで、いがモバが注目しているのが「Qua phone」。需要の多い防水・おサイフは搭載し、ワンセグなどを省くことで従来より安い価格を実現しました。今年の春注目のauのコスパスマホをレビューします!
【2月21日追記】auの「Qua phone KYV37」「DIGNO rafre KYV36」「AQUOS SERIE mini SHV31」に他社からMNPすると毎月の料金から2747円割引する「のりかえおトク割」キャンペーンを開催中です。格安スマホ並みの維持費になるお得なキャンペーンです。
auもコスパ路線に舵を切った!

京セラのHPより
auの2016年春モデルでいがモバが注目しているのが、京セラ製のauオリジナルスマホ「Qua(キュア) phone KYV37」です。
このスマホの一番の特徴が「安くてソコソコ使える」コスパ重視のスマホだという事です。ニーズのある防水・おサイフケータイ機能は持ちながら、使用頻度の少ないワンセグを省き、CPUの性能を抑えめにすることで販売価格を抑えています。
【2月21日追記】定価は49,680円で、MNPの場合は誰でも割に加入すると10800円割り引かれ38880円になります。毎月割はauスマートバリューに未加入の場合は846円の割引が24回(20304円分)付きます。実質負担は約18000円ですが、androidの下取りが2万円相当で行っているので、ほぼ実質0円で本体を手に入れることができます。
機種変更の場合はガラケーや3Gスマホを半年以上使っていた人は16200円割り引かれ、33480円になります。 毎月割はauスマートバリューに未加入の場合は846円の割引が24回(20304円分)付きます。
総務省の有識者会議でまとまった「過度な販売奨励金を抑制する」との提言を受けて正式に規制が決まると、これまでのように大きな金額の割引を付ける事が難しくなります。そうなると今後、「本体代金が安くて、そこそこ使える」コスパの良い機種の需要が高まってくると思われます。
「Qua phone KYV37」は、auがコスパ路線に舵を切った試金石としてとても重要なスマホです。それではこのauの「コスパスマホ」を早速レビューしていきます!
アルミ合金製の高級感ある外観
「Qua phone KYV37」は、背面がアルミ合金で出来ています。手に持つとひんやり感じ、ワンランク上の高級感を感じさせます。
液晶のガラスには高強度の「Dragontrail X」が使われているので傷がつきにくく、本体も防水・防じん・米MIL規格に準拠した耐衝撃性能を持っているので、多少ラフに扱っても安心です。
7.9ミリの薄型ボディ

本体右側の側面
本体の厚みは最薄部で7.9ミリとかなり薄型です。電源キーや音量ボタンは大きく設計されていて、とても押しやすく実用的なデザインです。

microSDとnanoSIMスロット
microSDカードやSIMスロットは防水キャップの中にあります。SIMのサイズはnanoです。
おサイフケータイ搭載!ワンセグ・赤外線は無し

カメラ・LEDフラッシュ・おサイフケータイ
需要の多いおサイフケータイはきちんと搭載しています。一方でワンセグや赤外線などは搭載せず価格を抑えています。
国内メーカー製ならでは!嬉しいストラップ穴

ストラップホール
国内メーカーならでの心配りが「ストラップホール」です。海外メーカー製の格安スマホにはこれがないのがほとんどなので、嬉しい仕様です。
Android5.1.1搭載

本体情報の画面
「Qua phone KYV37」の展示機のOSのバージョンはAndroid5.1.1でした。
少し癖のあるホームアプリ

ホーム画面
一見普通に見えるホーム画面なのですが、、、実はアプリ一覧がありません。

各フォルダの中にアプリ
iPhoneと同じように、画面上にすべてのアプリが並び、ジャンル分けされたフォルダの中にアプリがまとまっています。
同時期に発売される同じQuaブランドの10インチのタブレット「「Qua tab 02」と操作方法が統一されていて、2台持ちした時に使いやすくなっています。
従来のAndroidの操作方法が良いという人は他のホームアプリをインストールして利用しましょう。
Qua phoneの空き容量は?

展示機の初期状態の空き容量
「Qua phone KYV37」の容量は16GBです。展示機の初期状態の空き容量は約9GBでした。
余り多いとは言えませんが、最大200GBまでのmicroSDXCカードが利用できるので、写真は動画はSDカードを上手く利用したいですね。
Qua phoneの空きメモリは?

展示機の初期状態の空きメモリ(RAM)
「Qua phone KYV37」の内蔵メモリ(RAM)は2GBです。展示機の初期状態では残りが約900MBでした。
auのアプリが多数プリインストールされているので、不要なものはどんどんアンインストールした方が良さそうです。
嬉しい伝言メモ機能付き

伝言メモの画面
嬉しい事に「Qua phone KYV37」には伝言メモ機能がついています。簡易的な留守番電話ですが、大事な要件を逃さずにすみそうです。
相手の声を聞きやすく変換!

「聞こえ調整」の画面
「Qua phone KYV37」には通話相手の声を聴きやすく変換する「聞こえ調整」機能もあります。
京セラでおなじみの、画面が振動して音を伝える「スマートソニックレシーバー」も標準搭載しているので、周りがうるさい時などに聴きやすくなっています。
auの高音質通話「VOLTE」にももちろん対応しています。
Antutuベンチマークで中身をチェック!

AnTuTuベンチマークの基本情報の画面
次にベンチマークアプリ の「AnTuTu ベンチマークソフト」で、「Qua phone KYV37」の中身をチェックしてみました!

Qua phoneのセンサー一覧
次に内蔵センサー類の一覧です。加速度・重力・近接・光センサーを搭載しているようです。アルプス電子の物が多く使われています。
画面をキャプチャー出来ませんでしたが、液晶のタッチセンサーは両手の指の10点全て認識したので、10点式の物が使われていると思われます。

AnTuTuベンチマークのテスト結果
そして、気になるベンチマークテストの結果は「26404」とまずまずの結果でした。3万円台の格安スマホと同じような数値になっています。
カメラの画質は?

カメラ撮影の設定画面
「Qua phone KYV37」のカメラはメインカメラが1300万画素。インカメラが約200万画素です。メニュー設定の中にHDR撮影もありました。
実際の撮影写真はこちら

サイズ縮小加工のみ
こちらが「Qua phone KYV37」のメインカメラで撮影した写真です。サイズ縮小加工のみで、その他の加工は何もしていません。色味の参考になれば幸いです。自然な色で綺麗に取れています。

サイズ縮小加工のみ
もう一枚メインカメラで撮影した写真を紹介します。「Qua phone KYV37」のアイスブルーを接写で撮影してみました。
こちらも綺麗に撮影できました。かなり良いカメラを搭載していると言えそうです。

インカメラで撮影・サイズ縮小加工のみ
「Qua phone KYV37」のインカメラで撮影した画面です。メインカメラと比べると少し劣りますが、自撮りするのには十分な画質だと思います。
「Qua Phone」スペックまとめ
機種名 | Qua phone KYV37 | |
---|---|---|
製造 | 京セラ | |
プロセッサ | Snapdragon410(MSM8916) 1.2GHz×4コア |
|
メモリ (RAM) |
2GB | |
容量 (ROM) |
16GB ※microSDXC対応(最大200GB) |
|
画面 | 約5型TFT液晶 (720×1280ピクセル) |
|
サイズ | 幅72×高さ146×奥行7.9~8.4ミリ | |
重さ | 約132グラム | |
電池容量 | 2200mAh(内蔵型) | |
OS | Android5.1.1 | |
SIM | nanoSIM | |
カメラ | メイン 有効約1300万画素CMOS | |
サブ 有効約200万画素CMOS | ||
防水 | ○(IPX5 / IPX8) | |
防塵 | ○(IP5X) | |
耐衝撃 | ○(米MIL規格準拠) | |
周波数 | LTE(VoLTE対応)/WiMAX 2+/ W-CDMA(UMTS)/GSM |
|
その他 | Wi-Fi,GPS/A-GPS,Bluetooth4.1, おサイフケータイ,NFC ※ワンセグ・フルセグ・赤外線なし |
|
色 | アイスブルー・シルバー・ブラック | |
発売予定 | 2月上旬 |

【2月21日追記】auの「Qua phone KYV37」「DIGNO rafre KYV36」「AQUOS SERIE mini SHV31」に他社からMNPすると毎月の料金から2747円割引する「のりかえおトク割」キャンペーンを開催中です。格安スマホ並みの維持費になるお得なキャンペーンです。