4月9日に開催した「IIJmio meething 11」。SIMの体験コーナーでは速度テストやスマホの実機操作もOK。衝撃的だったのがIIJのハイレゾ音源ストリーミングサービスの「PrimeSeat」。耳の中に広がるリアルな音に感動です!
ユーザーとの距離が縮まる「IIJmio meeting 11」

「IIJmio meething 11」のトークセッション
4月9日に東京・飯田橋のIIJ本社で行われた「IIJmio meeting 11」。
格安SIM「IIJmio」の中の人とユーザーが直接話せるイベントで、聞きにくい質問にも真摯に答える姿勢に、4年間でユーザーと築き上げた信頼関係が見えた素晴らしいイベントでした。
「IIJmio meeting 11」の休憩時間にIIJmioを実体験!

「IIJmio meething 11」の相談コーナー
「IIJmio meeting 11」では別のブースにIIJmioの展示・相談コーナーが用意されていました。
相談コーナーにいるのは実際にIIJmioで働くサポートスタッフで、分からないことを気軽に相談することができます。
知ってた?友達を紹介するとIIJmioがさらにお得に

IIJmioのお友達紹介特典
あまり知られていないと思うのですが、IIJmioは「お友達紹介キャンペーン」を行っています。
既存のIIJmioユーザーが友達を紹介して契約すると、紹介者は月額料金が1人当たり500円割引になります。さらに5名以上紹介すると「認定ピンバッジ」が、10名以上紹介すると「ロゴ入りモバイルバッテリー」が貰えます。
紹介された側も2カ月間データ容量が10%増量になるので、周りでこれから格安SIM・スマホデビューする人がいれば、お互いに嬉しいシステムになっています。
IIJmioのSIMカードも借りられる

「IIJmio meething 11」でSIMの貸し出しも
「IIJmio meething 11」の展示・相談コーナーでは、IIJmioの実際のSIMを借りることができました。
いがモバは音声プランは持っていなかったので、音声付きプランのnanoSIMをお借りすることにしました。
IIJmioの2016年4月の通信速度を公開!

IIJmioの通信速度(4月9日土曜日午後2時すぎ)
お借りしたIIJmioのSIMカードで早速通信速度のスピードテストを行いました。
2016年4月9日の午後2時すぎのIIJmioのスピードテスト結果は、下りが約4Mbps、上りが約15Mbpsでした。
他社と比べて抜群に速いわけではないですが、ウェブ閲覧程度では十分な速さです。
「みおふぉんダイアル」を初体験!

「みおふぉんダイアル」の画面
いがモバはIIJmioの音声付きプランのSIMを使うのは初めてでした。
そこで、通話量が半額以下になる公式アプリ「みおふぉんダイアル」を利用してみることに。
プレフィックス番号をつけて発信!番号通知もOK

左:着信側 右:みおふぉんダイアルアプリで付加番号を付けて発信
みおふぉんダイアルアプリを使うと、電話番号の頭に専用のプレフィックス番号「0037-691」がついて発信されます。
このプレフィックス番号が付くことによって、マイラインのように専用の回線を中継して電話がつながるので通話料が安くなります。
着信した相手側には電話番号は普通に表示されるので、電話帳に登録した番号であればその名前が普通に表示されます。
通常30秒20円の通話料が、みおふぉんダイアルアプリを使うと半額の30秒10円(同じmioID間は8円)になるので、IIjmioの音声プランのユーザーは積極的にこのアプリを使いたいですね。
月500円で雑誌が読み放題!「タブホ」がオプションに

IIJmioのオプション「タブホ」(月額500円)
IIJmioでは去年11月から端末上で雑誌が月500円で読み放題になる「タブホ」のサービスをオプションで契約できるようになりました。
「タブホ」は株式会社オプティムが提供しているサービスで、人気の雑誌が600冊以上登録されています。(雑誌一覧はこちら)
いがモバもよく読むガジェット雑誌の「GetNavi」もあって、雑誌1冊分の料金で色々な雑誌が読み放題になるこのサービスはかなり強力なオプションだと思います。
あのUSENが月490円で聞き放題!「スマホでUSEN」

IIJmioのオプション「スマホでUSEN」(月額490円)
また、先月からIIJmioのオプションで提供が始まったのが、多チャンネルの音楽放送「USEN」をスマホで楽しめる「スマホでUSEN」です。
「スマホでUSEN」は、月額490円でUSENの1000チャンネルを超える音楽が聴けるお得なサービスです。
NTTドコモのdマーケットも紹介!土管屋に徹するIIJ

IIJmioでNTTドコモの「dマーケット」も紹介
さらに、IIJmioでは3月24日からNTTドコモが提供する「dTV」「dヒッツ」「dマガジン」をIIJmioのHP上で紹介するようになりました。
元々キャリアを問わない開放サービスの3つですが、HP上で紹介することによって利用しやすくなっています。(NTTドコモとの契約・支払い)
このように、オプションサービスは各分野の専門業者と提携することで、魅力的なラインナップになっているのがIIJmioの特徴です。IIJの「土管屋に徹する」という企業文化がここにも根付いているのだと感じました。
IIJmioのSIMが入ったスマホの実機体験コーナー

IIJmioが販売・動作確認したスマホの実機体験コーナー
「IIJmio meething 11」の展示・相談コーナーにはIIJmioの格安SIMが実際に入った状態のスマホの実機体験コーナーが用意されていました。
展示されていたのはIIJmioで販売をしている機種や動作確認を終えた注目機種で、さっそく触ってみることにしました。
19800円のコスパスマホ「Zenfone Go」IIJmioでも販売中

IIJmioのSIMカードが入った「Zenfone Go」
IIJmioでは、いがモバが先日紹介したASUSのSIMフリースマホ「ZenFone Go」(ZB551KL)を取り扱っています。
「ZenFone Go」は4コアCPU・2GBメモリ・3010mAh大容量電池と十分な性能で、価格はなんと税抜19800円!IIJmioの格安SIMとの相性もばっちりな良コスパスマホです。
入手困難なiPhoneSEもIIJmioの動作確認済み

IIJmioのSIMカードが入った「iPhoneSE」
入荷数が極端に少ないため現在64GB版が入手困難になっているAppleの「iPhoneSE」。
IIJmioではいち早く動作確認を完了し、正式に使える端末として紹介しています。
いがモバも64GBの入荷連絡がまだ来ませんが、気長に待ちたいと思います。
9241円のwin10スマホもIIJmioで動作確認済み

IIJmioのSIMカードが入った「Diginnos Mobile DG-W10M」
ドスパラが今年1月に発売したWindows 10 Mobile搭載のスマホ「Diginnos Mobile DG-W10M」。
このwin10スマホもIIJmioで動作確認をしています。高速通信のON・OFFを行う公式アプリ「みおぽん」もWindows 10 Mobile版を開発中なので(写真は開発中のもの)、完成すればさらに便利にIIJmioを使えるようになると思います。
「Diginnos Mobile DG-W10M」は販売が苦戦したため段階的に値下げをし、今は税抜き9241円で販売されている激安スマホです。この値段でLTEにも対応しているのは驚きです。
アマゾンなどでもセールで9980円で販売中なので、win10スマホのお試しにぜひチェックしてみて下さい。
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クラウドファンディングで誕生!話題の「Robin」もIIJmioで動作OK

IIJmioで動作確認したNextbitの「Robin」は技適あり
実機展示コーナーには変わり種のスマホも。
クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で出資を募って誕生した米Nextbit社のSIMフリースマホ「Robin」。IIJの中の人が出資をして手に入れたそうです。
「Robin」は日本で使用するための「技適マーク」が取得済みです。その為、IIJmioでもさっそく動作検証を終えていました。
日本では触ることも難しいこの機種のレビューは改めて別の記事で紹介したいと思います。
専門職の人は必見!「メリテック」が出展

株式会社メリテックのブース
「IIJmio meething 11」の展示コーナーには特別ゲストとして「株式会社メリテック」が出展していました。
「株式会社メリテック」はネットワークのモニタリングツールなどを販売している会社で、ネットワーク系のお仕事をしている人にはおなじみの会社です。
スマホ単体でネットワークを測定!「Sigma-ML」

メリテック社のスマートフォン用無線ネットワーク測定ツール「Sigma-ML」
メリテック社が今回力を入れて展示していたのが、スマホ用の無線ネットワーク測定ツールの「Sigma-ML」です。
従来ノートパソコンなどが必要だったネットワークの測定を、スマホ単体でできるようにするツールです。
スマホ上の画面に細かいパラメーターが出ていて、周波数は「2137」と、LTEのband1を掴んでいることが分かります。
「Sigma-ML」は個人向けの商品ではありませんが、スマホ単体で専門的に計測出来るようになる画期的なツールなので、お仕事でお使いの方はぜひチェックしてみてくださいね。
世界初!IIJのハイレゾストリーミング「PrimeSeat」

ハイレゾ音源のストリーミングサービス「PrimeSeat」の体験コーナー
「IIJmio meething 11」の展示・体験コーナーで興味深かったのがこちら。
IIJが行うハイレゾ音源のストリーミングサービス「PrimeSeat」(プライムシート)の体験コーナーです。

「PrimeSeat」の体験コーナー
去年12月に世界初のハイレゾ音源のストリーミングサービスとして誕生した「PrimeSeat」。
会場では実際に「PrimeSeat」で配信される音を体験することができました。
「PrimeSeat」を聞くには専用ソフトが必要

「PrimeSeat」のHPより
「PrimeSeat」のハイレゾ音源を聞くには、専用のソフトが必要です。
「PrimeSeat」の公式ページから専用ソフトをダウンロードすることができます。

「PrimeSeat」は専用ソフトのインストールが必要
「PrimeSeat」のソフトを動かすのにはマシンスペックが必要なので、残念ながら現在はスマホで聴くことはできません。
DACが無くても大丈夫!「PrimeSeat」で高音質を楽しめる!

「PrimeSeat」はDACが無くても聴ける
「PrimeSeat」で配信されるハイレゾ音源を忠実に再現するにはDACが必要ですが、元が超高音質なので、パソコンにお使いのヘッドホンをつないでも十分に高音質の音楽を楽しむことができます。
衝撃の高音質!目の前に風景が広がる「PrimeSeat」

「PrimeSeat」でハイレゾ配信されるブルーコーストレコード10周年ライブコンサート
いがモバは「PrimeSeat」のソフトで無料配信されているブルーコーストレコードの10周年ライブコンサートを聴いてみました。
DACを持っていないので通常のヘッドフォンで聴いてみたのですが、耳の中に広がる臨場感あふれる音に衝撃を受けました。
ギターの弦がすべる音や、会場の息遣いまで耳の中に再現されます。いがモバは学生時代にクラシック音楽をやっていたので、音にはこだわりがあるほうですが、この高音質は衝撃的でした。
DACを用意してハイレゾ音源を再生したらさらに素晴らしい音を楽しめるようになると思うと、ワクワクしてきます。
超高音質番組も「PrimeSeat」で配信中

「PrimeSeat」の番組表の一部
「PrimeSeat」では時間帯によって様々な番組をストリーミング配信しています。
どれも超高音質で音楽を楽しめるのはもちろん、MCの人の声もとてもリアルで隣でしゃべっているような感覚になります。
ラジオ代わりにPCで「PrimeSeat」の高音質ストリーミング番組を再生するのもおすすめです。
あのベルリンフィルとIIJがストリーミング契約!

IIJのプレスリリースより(PDFファイル)
4月8日には、ドイツの有名オーケストラ「ベルリンフィル」がIIJと「ストリーミングパートナー」契約を結んだことが発表されました。
早速「PrimeSeat」内に「ベルリン・フィル アワー」というコーナーが用意され、今後ベルリンフィルの演奏がハイレゾ音源(PCM 48kHz/24bit)で配信される予定です。
高音質の音源が自宅で手軽に楽しむことができる「PrimeSeat」は、一度聴いたら病みつきになるクオリティです。通常のヘッドフォンでも十分に楽しめるので、一度試してみて下さいね。
IIJの魅力が詰まった「IIJmio meething」

IIJマークを作ってくれたIIJmioのスタッフ
IIJの中の人と直接対話できる「IIJmio meething」。トークセッションだけでなく、実際の回線や端末・注目の新サービスを丸ごと体験できる素晴らしいイベントでした。
次回の「IIJmio meeting」は7月に大阪と東京で開催予定なので、お時間が合う方はぜひ参加してみて下さい。開催日時が決定したら、いがモバの記事でもお伝えしたいと思います。
ユーザーとの対話を大事にする「IIJmio」。これから格安SIM・格安スマホデビューをする方は、ぜひ一度「IIJmio」をチェックしてみて下さいね。
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「IIJmio meeting 11」のトークセッション・質問コーナーのレポートはこちら